(前号からのつづき)
科学の祭典の各ブースを我々は精力的に回った。
このプールの中は片栗粉をたっぷり混ぜた水。
普通のスピードで手を動かしているとただドロドロしているだけだが、バシッと叩いたり急に手を動かしたりすると瞬間的に片栗粉の濃度があがり、液体が「固く」なる。
「科学反応でマイペンダントを作ろう」のブース。
このブースは超人気で、整理券をもらう為に並んで、その2時間後に実験に参加できた。
これがジーニィが作ったペンダント。
色々なブースがあると、当然のことながら人気が集中するブースが出てくる。
リオのやりたかったホバークラフト製作ブースに至っては、抽選が行われ、77人中12人が選ばれ、リオは外れ。
人気ブースはこんな感じになるのだが、その反面・・・
閑古鳥の鳴くブースもある。
こういうブースのそばは通りにくい。
担当者から半径3メートルくらいの位置に行ってしまうと呼び止められそうで、自然とできるだけ近づかず、目を合わせないようにサッと通り過ぎてしまう。
ボランティアで来てくださっているのに、申し訳ない限りである。
さて、科学の祭典には朝の9時半からたっぷり6時間もいてたので、すっかりくたびれてしまった。
友人宅の近くまで戻ってきた我々はビッグカメラに寄った。
子供たちが例の乗馬エクササイズ器に乗りたいと言ったからだ。
「まあ、日本でしか乗れんから行ったるわ」と承知した。
ところが、そこに大人も喜ぶ物があった。
これ、これ。
39万8千円の逸品でくつろぐ僕の友人。
もちろん子供たちも体験した。
「お父さん、これ買って~!」
「アホか」と一蹴。
その夜は韓国料理店で友人家族との再会をお祝いし、翌朝、新幹線車上の人となった。
行きには見えずリオがとてもがっかりしていたが・・・
帰りには富士山がはっきり見えた。
「もうそろそろかなあ?」と何度も聞くリオの願いが通じたのだろうか?
明日は一日帰る用意をして、明後日早朝に日本を発つ。
滞在最後に日本の象徴を見ることができて、親子で感動した。
Takaya
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