大阪城に行くことにした。

大阪のシンボルを双子に見せたかったから。


この涼しげな写真とは裏腹に、気温は35度という猛暑。




目指すは天守閣。

「ジーニィ、リオ、アンナちゃん、ちょっと写真とろ~!」




アンナちゃんはニューヨークの永住友達。

大阪市内で体験入学を終えたところ。

「あつい~。死にそう」と訴える子供たち。




天守閣への階段に、霧を噴き出す装置があった。

「涼しい~!」と喜ぶ子供たち。




やったー、天守閣に到着。

「よっしゃ、写真とるで~。はい、ポーズ」

「あっ、カラスや!」と叫ぶ子供たち。

せっかくの一枚を棒に振る。

「こら、ちゃんとカメラ見んかーっ!」




「おお、ええ眺めや。どや、すごいやろ?」と子供たちに聞いた。




「あつい~」

「何か飲みたい~」

暑さのせいで景色が目に入らぬ子供たち。

「600円もしてんぞ。もっとしっかり見ぃ」と僕。

「え~、うちらタダやったやんかぁ」とコテコテの大阪弁でつっこみを入れるアンナちゃん。

「ほな、見れば見るほど得やないか。景色見て10数えたら許したる」と反論する僕。

「い~ち、に~い、さ~ん・・・」と本当に数えだす女の子たち。


展望台から冷房の効いた館内に戻り、ほっと一息。

天守閣の中は博物館になっている。


元気を少し取り戻した子供たちが、

「見て、見て」と騒いでいる。





「ほら、かぶとをかぶって、写真を撮れるんだよ」とリオ。

試着はおひとり300円と書いてある。

「高い。あかん!」と一蹴した。

100円なら少し考えてやめにしただろう。


ぶーぶー言う子供たちとともに大阪城をあとにした。

いや~、しかし、暑かった。

アンナちゃんのお母さんは、家族に

「大阪城に行くねん」と言ったら、

「このクソ暑いのに、アホやな~」と言われたそうである。


残念ながら、我々はアホだったと言わざるを得ない。

でも、たまには歴史の勉強も大切だと一人力説を唱える僕であった。




Takaya


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