「早よせぇ、ジーニィ、リオ!」
補習校の宿題になかなか集中できない二人に発破をかけた。
今日は金曜。明日は土曜。補習校のある日だ。
宿題を今晩中に終わらせなければならない。
1時間半ほどやったところで、
「ねえ、お父さん。5分だけ休憩してもいい?」とジーニィが聞いた。
「ん~、ほな5分だけやぞ」
「やった~。リオ、リオ、フェンシングやろ」とジーニィが誘った。
「うん、やろう、やろう」
ライトセーバーを使って勝負。
リオはちゃんとジーニィに気を使って、思いっきりしないように注意している。
「この階段から落ちたら負けよ」とジーニィがルールを作る。
ジーニィは仕切るのが好き。彼女の指示にリオが従っている間は平和が続く。
「一本!」
ジーニィの突きが決まった。
二人が機嫌よく一緒に遊んでいるのを見ると、
「双子はいいなあ~」とつくづく思う。
同じ学年で多くの体験を共有しながら育つのは面白いに違いない。
彼らの付き合いはベッツィーのお腹の中から始まった。
そして、ベッツィーと僕が死んだ後もずっと続いて行く。
お互いの子供を一緒に遊ばせるのだろうか?
クリスマスは一緒に過ごすのだろうか?
この家にどちらかが住むのだろうか?
戯れる二人を眺めながら、
まだぼんやりとしか見えない彼らの将来に思いを馳せた。
いつまでも仲良く、二人で助け合って生きて欲しい。
タイムマシンが存在するなら、今の僕と同じ年齢の彼らに会ってみたいものだ。
Takaya
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