(前号からのつづき)
ジーニィのクラスが登場した。
全員がペンギンの衣装。
このクラスの演技は非常にオフビート。
台詞や解説が全く無く、音楽に合わせてゆっくり動くだけ。
最初の曲はバラード調の曲で、ペンギンの悲哀をわざと大げさに歌った人を食ったような歌。けっこう受けてた。
曲が途中からボサノバに変わった。学校はこの日の為にプロのクラッシックギター奏者と3,4種類の笛を吹くミュージシャンを雇っていた。
ボサノバに合わせて、各自が思い思いに体を動かしていた。
アメリカに来て間もない頃に見た、わけのわからないモダンダンスのパフォーマンスを思い出した。
動きが緩やかだったので撮影はしやすかったが、自分の子供が出ていなかったら恐らく「なんじゃこれは?」で終わったと思う舞台だった。
舞台から降りてきたジーニィ。
「お父さ~ん」と言い、彼女は微笑んだ。
「面白かったよ」と、半分嘘をついた。
次の舞台はメッセージそのものの舞台。お題は「地球温暖化を防ごう」
「車のアイドリングは止めましょう。できるだけ相乗りをし、電車も利用しよう」と左隅にいるピンクドレスの女の子が訴える。この女の子はとてもハキハキとしていて、まるでプロのアナウンサーのようだった。
これは中国の民話。
日照りで困っていた人たちを四匹の竜が川になって助けたというお話。
中国っぽいメロディーの物悲しいフルート演奏が良かった。
次の舞台。このへんになると、もうこちらの集中力が切れかけているので、何の話かほとんどわからい。ナレーターの子供がはっきりと話さなかったのも災いした。
僕の視線は舞台から離れ出し、ボーっと天井あたりをさまよう。
お、これはブログで紹介しようと思い正気を取り戻し写真を撮った。
アメリカの体育館には必ずバスケットボールの設備と電光掲示板がある。
ゴールの上にはショットクロックも(24秒以内にシュートを投げる必要があるので)。
あ~、早よ帰りたい、と思いだしたころで、最後の全体合唱となった。
もうすぐ終わるという嬉しさも手伝って、それなりに感動した。
歌い終わって親達に手を振る子供達。
いや~、みなさん、お疲れさん。
この後、校長先生が終わりの挨拶をして、
「じゃあ、父兄の方はご自由に写真をお取り下さい」と言った瞬間、親達がものすごい勢いでザ~ッと舞台際に押し掛けて、混雑を極めた。
人ゴミの中を突進し、何とかジーニィの写真を撮った。
舞台の反対側にいるリオの所まではなかなかいけなかった。
あ~、やっと撮れた。
実は、この日の朝、学校にいる二人から電話があって、二人とも衣装の一部を忘れるというハプニングが起こった。仕方なく、僕はわざわざ学校まで忘れものを届ける羽目に。
ベッツィーは僕が録画用ディスクを2枚半(80分)しか持って来なかったせいで、演技の一部をカットすることになり、僕に文句をぶ~ぶ~言っていた。
「文句があるなら、自分で用意しろ」と僕も怒る。
まあ、何はともあれビッグイベントが終わってほっとしました。
一番ほっとしてるのは担任の先生達でしょうね。
御苦労さまでした。
Takaya
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