5月26日はメモリアル・デーという祝日。
3連休を利用して、遠方より友と義理の母が来た。日曜の夜は、庭でバーベキュー。ベッツィーの幼馴染みであり僕がアメリカで最初に友達になったジョーとその一家は明日朝帰るので、ゆっくりできるのは今夜まで。
この週末は本当に天気がよくて何よりだった。
木陰のハンモックでくつろぐジーニィとサマラ。すっかり仲良しになった二人。
ジェイクとリオは暇さえあれば野球をしていた。
アメフトをやっているジェイクは野球があまり得意ではなかったが、リオに付き合わされたせいで、この週末だけでかなり上達した。
ハンモックにいた二人が何かを見つけて、それをテーブルに持って来た。
サマラが押さえているコップの中に入っている。
「ほら可愛いでしょ」とジーニィが言う。
青虫。
ぜんぜん可愛くない。
「可愛いわよ!」と語気を強め、ジーニィは青虫を手のひらにのせて頬ずりする。
しかし、青虫君はステーキが焼けた瞬間にすっかり忘れ去られてしまった。
子供だけで盛り上がって笑い転げるリオ。
ステーキの後にジーニィが特別なデザートを皆の為に用意してくれた。
いわくありげな壺を火にかざす。
一体中身は何だろう?
チョコレート。
ジーニィのスペシャル・デザートはチョコレート・フォンデューでした。
イチゴ、バナナ、マシュマロを暖めたチョコソースにつけて食べる。
「ほっぺが落ちそう」という形容がピッタリだった。
特にイチゴは酸味と種のプチっという食感がチョコの甘味と絶妙のコンビネーション。
ダイエット中のベッツィーもこの誘惑には勝てなかった。
途中から、マシュマロを火であぶるのが流行り出した。
これはキャンプファイアーをすると必ずやる。
外側がカラッとして、噛むと口の中に溶けたマシュマロが広がる。
僕はあまり好きではないが、子供達は大好き。
「ほら、お父さん、火がついたよ」と嬉しくてたまらないリオ。
どうして子供は何でも火が点くと喜ぶのだろうか?
暮れて行く空を見ながら、大人達は素敵な休日の最後を楽しんだ。
翌朝、ジョー一家は帰途についた。
遠いところ(車で5時間半)からわざわざ来てくれてありがとう。
来年はこちらがジョーの住むロッチェスターに行こうという話をして別れた。
翌日、昼前にベッツィーのお母さんもオクラホマに帰った。
子供が学校に行き、ベッツィーも会社に行った。
残された主夫は溜めっ放しにしておいた洗濯をした。
洗濯機の音をBGMにコーヒーをすすっていると、終わったばかりの連休の楽しさが自然と胸の中に広がった。
Takaya
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