うちの双子は明日から2泊3日の林間学校に行く。




これは学校からもらった持ち物リストの一部。

すごい量。これまでに用意したのは寝袋だけ(その記事はこちら )。


出発は明日朝なので、今日一日で全部用意しなければならない。



必要な物を廊下に出して並べた。




揃った物からチェックリストに印をつけていくベッツィー。

「虫よけ、旅行用歯ブラシ、歯磨き、シャンプー、石鹸、レインコートはうちには無いから、買って来ないといけないわ」

「じゃあ、リオがパーティーに行っている間に買うわ」と僕。


準備で忙しいのに、リオは友達の誕生パーティーがあって、3時に彼を映画館に連れて行き、6時に迎えに行く必要がある。彼らが見る映画は、アメリカ版「マッハGo Go Go」だ。


「パーティーの前にお風呂に入りたい」と双子が言った。

「よし、じゃあ、お父さんが風呂の用意をしてやろう」


我が家は先週の金曜に湯沸かし器が故障し天井が落ちるという大参事に見舞われた(その記事はこちら )。僕は湯船に水を張って、昔ながらの方法を取った。




家にある最も大きな鍋を四つ出して、お湯を沸かした。一番でかいのは沸くのに20分も掛かった。鍋満タンに湯を入れていたので、階段を登る時にちょっとでも揺れるとお湯がこぼれる。2,3度足にかけてしまい、非常に熱かった。

階段を上がったり下がったり1時間かけて十数回往復したら、ようやく湯船のお湯はちょっとぬるい程度まで暖かくなった。




我が家の風呂は日本風に改造してあり、湯船の外に洗い場がある。これが無ければ湯船の中で体を洗う事になるので、今回の事故で、この日本風風呂がある事が非常に有り難かった。


久しぶりに入った風呂は気分爽快。身も心もリフレッシュ。


風呂から上がるともうリオをパーティーに連れて行く時間となった。

映画館で彼を落として、同じビルに入っているターゲットというお店で、必要な物を購入した。ただし、レインコートだけは見つからなかったので、別の店を4軒ほど回る羽目に。やっと入手したNorth Faceのレインジャケットは一着60ドルと少し高かったが、明日出発なので背に腹は代えられない。準備が遅いと出費が多くなる良い例である。


リオを拾って家に帰った。




僕が買ったこの虫よけを見て、ベッツィーが、

「スプレーはダメって書いてあったでしょ」

「うん、でもDeet(子供に良くない殺虫剤)が入っていないのはこれしかなかった」

学校からのリストの虫よけの横に、「No Spray, No Deet」と書いてあった。十種類くらいの虫よけが売っていたが、殺虫剤無しはこれだけだった。

「あ、良いアイデアがある」とベッツィーが叫んだ。




「蓋を開けておいたのでカラカラになってしまったワイプ(濡れナプキン)があるから、それに虫よけを染み込ませてビニール袋に入れましょう」

「That's a great idea!」と双子が叫んだ。


「さあ、荷物は全部そろったから名前を書きましょう」とベッツィー。




自分の枕に名前を書くジーニィ。




汚れ物を入れるビニール袋に名前を書くリオ。

「そんなもんに書かんでもええ」と言ったが、無視された。




衣服は勿論、旅行用の小さな歯磨きのチューブにまで名前を書いたりと、この作業には非常に時間がかかった。




こんなに一杯の荷物がはたして子供が担げるようなカバンに入るのだろうか?


時間はどんどん過ぎて、ベッツィーと僕の焦りが増していく。


そんな時、双子がどこからか緊急用雨合羽を持ってきた。




こんなもので雨が防げるわけがない。

これを着て踊りまくる双子に両親のイライラが頂点に達する。


「こらお前ら、カバンに詰めるの、手伝え!」


何とかカバンに詰め終えたのは夜9時を回っていた。

「じゃあ、持てるかどうかやってみよう」




背骨が折れそうな姿勢のリオ。

林間学校の説明書に、バスを降りてからキャビンまでは100mくらいあり、荷物は子供が自分で運ぶ必要があると明記してある。

「まあ、ええわ。無理やったら引きずってでも持って行け。ジーニィは大丈夫?」




「勿論!」と怪力を披露する娘。


10時過ぎに何とか子供達は寝床に入った。

彼らはもう一秒でも早く林間学校に行きたい様子。

見ていて本当に微笑ましかった。


明日は学校まで彼らを送って行って、そこで「いってらっしゃーい」となる。

期待と興奮に包まれるだろう出発のシーンが待ち遠しい。


Takaya


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