ついに補習校が始まりました。2週間の短い春休みもおしまい。
ジーニィとリオは今日から4年生(現地校では9月から)。
小学校もあと半分だなんて、信じられない。
僕は、役員のくじ引きでクラス委員を引いてしまい、児童に付き添い入学式に参加。
これが10時に終わり、その後、すぐに父母会の総会に出席。
小学校全校で338世帯中、120世帯が参加で、盛況。
11時に総会は終わったけど、クラス委員だけ残されて、来週の仕事の説明。
リオを野球の練習に連れて行く為に、11時半に抜けた。
野球の練習は12時に開始。
3分前に到着。
僕はコーチの一人なので、写真を撮る余裕はなかった。
今日はピッチャーと捕手のチームを4組選び、練習した。
終わったのは1時40分。
すぐその足で、リオを友達の誕生パーティーに連れて行った。
市立体育館を貸し切ってのスポーツパーティーだった。
ちょっと早く着いたリオは友達とバスケに興じる。
空中に飛び立つリオ。
緑豊かな丘陵地帯に建てられた体育館は、中も外も広々としている。
ジーニィは補習校の後、ベッツィーと一緒に彼女の友人の赤ちゃんを見に、マンハッタンまで出かけていた。
5時20分に我が家で4人が顔を合わせたと思ったら、今度は近所の公民館である「春の演芸会」を見に行った。ここでやっている色々なダンス教室のパフォーマンス。その内の一つをジーニィが受けようと思っているので、下見も兼ねて。
子供達によるラテンダンスのパフォーマンスで幕が上がり、続いて高校生のジャズダンス。でも、僕が一番気に入ったのは、これ。
アフリカン・ドラムの演技。
お腹に響く太鼓の音は迫力満点。
この人が先生。良い顔してる。
芸術をしている人って輝いている。
演技に見入るジーニィ。
極めつけはトリを飾ったベリーダンス。
インド音楽に合わせて踊るベリーダンサー。
これ、みんな近所のおばさん達ですよ。
ほぼ全員、お腹の肉がだぶついているんだけど、そんなの誰も気にしない。
観客からも声援が一杯飛んでいた。
一番大きな声援を受けていたのはこのお婆ちゃん。
推定年齢80歳。舞台の後ろの方で軽く体を揺すっていただけで、ほとんど踊りには参加していなかった。だけど、最後に前に出て来て、共演者全員に囲まれてゆるやかな踊りを披露。
何とは無しに感動してしまった。
共演者が彼女に送る視線がとても暖かく、彼女の長い人生をねぎらっているみたいだった。そして、その思いは観客席にも伝わって来る。含み笑いを浮かべながら、満場の視線を一身に受けて踊る彼女に僕も声援を送った。
彼女の退場で舞台の幕が下りた。
ベッツィーが僕を振り返って、
「私、ず~っと前からベリーダンスをやってみたかったの」と言った。
「え?・・・そうなん」
僕は何と答えて良いかわからなかった。
あのお婆ちゃんの周りの人は彼女に何て言ってたんだろう。
ベッツィーは僕の態度を気にする様子もなく、立ちあがった。周りの客に押し出されるように僕たちは外に出た。
星が一杯出ている明るい夜だった。
Takaya
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