今日はベッツィーが双子を連れてオクラホマに出発する日だ。
いよいよ僕の「鬼の居ぬ間に洗濯」期間が始まろうとしている。
空港に着いて、まずはゲートが何番かをモニターでチェック。
え~っと、3:59発、デトロイト経由の2942便は?
ゲゲ!何とキャンセル。
さあ、困った。
早速、ベッツィはカウンターに話に行く。
待つこと10分。
どうも飛行機の調子が悪いとのこと。代わりに、5時発、ミネアポリス経由の便でオクラホマに行く事になった。
ベッツィーは早速、商売道具のマックブックエアーを取り出し、迎えに来る事になっているオクラホマの母親にメールを送った。
待ち時間が伸びて、ダレる双子。
「ご飯でも食べましょう」というベッツィーの提案により、階上のレストランへと向かった。
実は、これがこの日最後の写真となったのだ。理由は、
1.カメラのバッテリーが上がった
2.エスカレーターの天辺で僕がこけて、怪我をした
3.警官に呼び止められた
さて、どれでしょう?
正解は3。
エスカレーターを降りたところで、警官が僕に向かって「おいで、おいで」をしていた。
歩み寄る僕に彼は、
「不審なアジア人の男が空港内で写真を撮りまくっていると通報があった。お前の事か?」
僕はそんなに不審に見えるのか、という文句は飲み込んで、
「多分そうでしょう」と答えた。
「ちょっと写真を見せてくれ」と、警官は僕が去年のクリスマスにもらったばかりの一眼レフを指さした。
事情を聞くと、
「空港内で警備員や警備装置の撮影は禁止している」と言う。
「そういう説明はどこかに書いてあるのか?」と聞いてみた。
「いや、これは暗黙の決まりだ。9.11以降、こうなった。標識を出すと、一般の人の不安を煽るし、犯罪者は警戒し過ぎるようになるので、公にはしていないのだ」
警官は写真の中から3枚ほどを選んで、削除するように言った。
僕はカメラを没収されるかとビビっていたので、勿論素直に従った。
いや~、色々あるんですねぇ。これは勉強になりました。
この後、食事を取って、ベッツィーと双子は無事、ニューヨークを発った。
いやはや、山あり谷ありの出発だった。
空港を出た僕は、マンハッタンに行って、友人と食事。
やっと「命の洗濯」が始まった。
Takaya
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