先日、リオが参加するリトルリーグで、今年マネージャー(監督)になる人とコーチになる人の為の講習会があった。僕はコーチなので、当然、出席。



会場である近所の高校に行くと、オヤジ臭が立ち込めていた。

うう、むさ苦しい。






写真に写っているだけで約100人いた。

平日の7時なのに、みんなやる気十分だ。もっともこの講習は義務付けられている。

リトルリーグは幼稚園から始まり、学年にしたがいだんだんと本式の野球に近いルールで試合を行う。リオも5~6歳リーグ、6~7歳リーグ、7~8歳リーグと進級し、今年はマイナーリーグと呼ばれる9~11歳リーグに入る。その一つ上が最年長のいわゆるリトルリーグで、これは毎年ペンシフバニア州のウィリアムズポート市で行われるリトルリーグ・ワールドシリーズを頂点とするリーグ。日本は強豪で、昨年度からアジア地区より独立し、日本地区として毎年自動的に日本代表はワールドシリーズに出場できるようになった。


講習は主に安全上の注意が占めた。


例えば、誰かが怪我や病気になったら、絶対に薬を与えず、わからない時はためらわずに救急車を呼ぶ。素人判断で余計なことをするとあとで訴訟になるから。

他には、水以外の飲み物を与えないように。アメリカの子供はアレルギーが多いので。

ダグアウトに入れるの大人は3人まで。コーチは1チームに4,5人いるけど、ダグアウトにいる大人の数が増えるに従い、保険の額も上昇するから。そうです、全員、試合中の怪我の為に保険に入る義務があるのです。


安全面で面白かった注意は、雷が鳴ったり、稲妻を見たら、試合は即刻20分中断するというもの。全員がダグアウトに避難する。中断中、雷がまたなったら、時間の計測はやり直し。再度、そこから20分を計る、とい徹底ぶり。



講習の後半は、専門家による指導法の伝授。これは体育館で1時間半にわたってみっちりと行われた。時間の関係で打撃の話だけだったのは残念だ。


リトルリーグにボランティアとして参加する者は、全員が素行調査の対象となる。犯罪歴のある者は参加できない。また、子供を参加させる親達は、コーチの判断に文句を言わない、勝ち負けにこだわらず子供の楽しみを第一に考える、などを記した宣誓書の提出を義務付けられている。


今年参加するリーグから、打者なら出塁率、打率、二塁打以上の本数、三振の数、投手なら投球イニング数、自責点、三振と四球の数、をそれぞれ記録し、試合終了後リーグの代表者に報告しなければならない。本格的になってきた。


開幕式も本格的で、市内の目抜き通りを1マイルほど道路閉鎖し、パレードが行われる。長い行列はリトルリーグ専用球場まで続く。ここで一同が会し、厳粛なセレモニーが行われる。下の写真は去年の開幕式。




色々と資料をもらったが、その中で「コーチの心構え」というのがあった。

「最も大切な事は、子供と一緒にいるのが好きだという事」で始まるこの冊子は非常に大切なメッセージを含んでいた。詳しくは、別の機会に触れたいと思う。


練習開始は4月1日。開幕は4月下旬。


球春近し、である。


Takaya


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