昨日、リオを叱った。


1時から近所の友人宅に遊びに行っていた彼を5時半に迎えに行った。

庭で遊んでいたリオは不機嫌面。


「どないしたんや?」と聞いた。

「もっと遊びたい」


他にも子供が3人程いて、彼らはまだ遊んでいる。その子達はみな徒歩圏内に住んでいる。リオは車で5分の距離。

 実はその時、家にジーニィを一人残して来ていたので、さっさと家に帰りたかった。さらに、ベッツィーは夜遅くまで帰ってこないので、後でもう一度リオを迎えに来るのは大変だったし、夕食の用意をそろそろ始める時間でもあった。


 リオにダメと言ったら、ぶ~っと怒って車に入った。彼は、怒りにまかせてドアをバタンと強く閉めた。


「お前、何、怒っとんねん?最初から5時半の約束やったやろ」

「他の子はまだ遊んでるのに。僕ももっと遊びたい」

「文句があるなら、車から出て行け。自分で歩いて帰って来い」と僕は怒った。

「そしたら、僕、死んじゃう」とリオが悲しそうな声で言い、泣き出した。


親子無言で帰途についた。


家に帰ってから10分経過。

リオがやって来た。


「お父さんと外で遊びたい」

「ほんなら、お父さんが迎えに行った時、これからはもうぐずぐず言わへんと約束せい。約束せな、もう迎えに行けへんからな。ちゃんと約束できるんやったら遊んだる」


リオは数秒間黙っている。


「約束でけへんのか?」

「考えてるのっ」と、少しヤケ気味のリオ。

「お前、お父さんが迎えに行けへんかったら、今日なんか友達と遊ばれへんかってんぞ」

「知ってる!」と言うが後が続かない。


「勝手に考えとけ」と言って、僕は階段を上がり自分の部屋へ向かった。

すると、リオは途端に

「あ~~ん」と半ば叫びながら僕を追って階段を駆け上がって来た。


「約束する」とリオ。

「ホンマやな?」

「うん」

「よっしゃ。ほんなら外で遊ぼ」


階段を下りたところで、リオが抱きついてきた。


「僕、お父さん、大好き」

僕もリオをハグして、

「お父さんも、リオ、大好き。最初、何、する?」

「サッカー」

「よっしゃ」


それから夕闇が迫るまで、二人でサッカーとテニスをしました。



(マシュマロを火にあぶって食べるリオ)



Takaya


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