カタクリはユリ科の多年草。
カタクリ(片栗)は、ユリ科カタクリ属に属する多年草。
かつては、地下の鱗茎(りんけい)から取ったでんぷんをかたくり粉として食用にした。開発や乱獲で減少の一途にある。

泉自然公園は県内有数の群生地で、菖蒲(しょうぶ)田わきの斜面地約3千平方メートルに4万5千株が自生。花は4月初旬までは楽しめるが「一番の見ごろは今月末まで」。

比較的日光の差す落葉広葉樹林の林床に群生し、早春に下を向いた薄紫から桃色の花を咲かせる。春を告げる「スプリング・エフェメラル」の一つ。葉には帯紫色の模様がある。



早春の3 - 4月のみ地上部を展開し、5月上旬頃には葉や茎は枯れてしまう。種子にはアリが好むエライオソームという物質が付いており、アリに拾われることによって生育地を広げている(同様の例はスミレなどにも見られる)。
発芽1年目の個体は細い糸状の葉を、2年目から7 - 8年程度までは卵状楕円形の一枚の葉だけで過ごし、鱗茎が大きくなり、二枚目の葉が出てから花をつける。なお、鱗茎は毎年更新し、なおかつ旧鱗茎の下に鱗茎が作られるため鱗茎は深くなる。原則として鱗茎は分球することはない。

昔は日本では落葉広葉樹林のある各地で広く見られたが、近年では乱獲や盗掘、土地開発などによる生育地の減少によって減少している。最近では人工的に増殖した上で野山に植える試みが行われ、観光名所になっている。

万葉集に残る、「もののふの 八十乙女らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花」(巻18)に詠まれている「堅香子(カタカゴ)」は、カタクリではないかと考えられている。また、日本の富山県高岡市は「カタカゴ」の名でカタクリを市の花に指定している。

昔はこの鱗茎から抽出したデンプンを片栗粉として調理に用いていたが、近年は片栗粉というとほぼジャガイモから抽出したデンプン粉のことを指すようになってしまった。

泉自然公園案
所在地
千葉市若葉区野呂町104
開園時間
4月~9月8:30~17:30
10月~3月8:30~16:30
交通案内
バス JR千葉駅前バスターミナル10番線から、
成東行き、又は中野操車場行き
「泉公園入口」で下車。徒歩10分。
車 東金有料道路「高田誉田IC」で下り、左折約1km。
駐車料 400円
千葉市若葉区野呂町104
開園時間
4月~9月8:30~17:30
10月~3月8:30~16:30
交通案内
バス JR千葉駅前バスターミナル10番線から、
成東行き、又は中野操車場行き
「泉公園入口」で下車。徒歩10分。
車 東金有料道路「高田誉田IC」で下り、左折約1km。
駐車料 400円