2月2日、宮城県登米(とめ)市で畜産を営む皆さまが来られ、懇談しました。

私が公明党の被災地復興支援担当議員として、宮城県に通う中で知り合った、懸命に、そして朗らかに登米市の未来を考え挑戦を続けておられる方々です。

日本一を3回受賞した仙台牛をはじめ、高品質の貴重な肉牛を生産・出荷されています。
仙台牛は、香り、味、色味が抜群に優れ、神戸・松坂・近江の三大和牛を上回るという声もある銘柄で、一般のスーパーや精肉店では販売が許されていないというほど、信頼とブランドを大切にして育てられてきました。

元農水省大臣政務官の横山しんいち参議院議員と共に、畜産業について、関する現場の課題、支援策の柔軟な対応の必要性など、現場の率直なお声を聞かせていただきました。


登米市は、東日本大震災での津波被害こそありませんでしたが、隣接する栗原市では最大震度7を記録するなど地震による建物被害は甚大だった上に、さらにそこに、大きな追い打ちをかけたのが、夏に発覚した東京電力福島第一発電所事故の放射能飛散による稲わら汚染被害でした。

登米市・栗原市の稲わらの品質が良いがために全国に流通していたのですが、放射能汚染が分かり一転して、全国から大量のいなわらが返送され、置き場所にも苦慮する状況がニュースでも大々的にとりあげられました。
 


(2011年7月)


直後に、現地の地方議員と共に登米市・栗原市の畜産農家を訪問し、現場を見て話を伺い、一緒に政府と東京電力の対応を求めてきました。あの時は、省庁の担当者も現場に行くことに尻込みしていました。
かわりに、私たちが現場で苦しむ方々の状況を訴え、対応を引き出す努力をしてきました。


(2011年7月)


その時に被災した皆さまがおかれた状況を思い出すと、ぐっと胸にこみあげてくるものがあります。


(2011年7月)


そして、あの絶望感に負けず、歯を食いしばって畜産と農業に取り組み、誇りを胸に市場に評価される高い品質を追求続けている登米の方々を前にするたび、心から尊敬の念がわいてきます。


伺いきれなかったことがまだまだあったと思いますが、新幹線の時間が迫り、別れを惜しみました。

この絆を大切に、これからも登米市、そして、被災地の皆さまと共に、ひとつひとつの課題の解決に取り組み、復興を成し遂げるとの思いで進んでまいります。