都市部で特に懸念される木造密集地域火災の、初期消火。
目黒区の町会の方々にご参加いただいての訓練が、①消化器使用②バケツリレーの2通りの方法で行われ、近くで見せていただきました。

参議院議員 竹谷とし子 オフィシャルブログ Powered by Ameba
消火器は、扱い方になれているかどうかで、かかる時間がかなり違いそうです。

バケツリレーは、かなりの熟練とチームワークを要します。
いずれにせよ、家庭と、地域のつながりの中での、日頃からの備えの重要性を痛感しました。

視察をふまえて、甚大な被害があった阪神淡路大震災の火災発生原因を調べました。

初期消火で鎮火できたところでは、5割弱が消火器、3割強が水道・汲み置きが有効だったということでした。

火元近くの消火器設置、風呂の汲み置きなど、身近な対策が重要です。

判明している発火原因で一番多かったのは、電気による発熱体ということです。正直、これは意外でした。

漏電やショートを防ぐ点検等の予防措置が有効のようですが、家屋倒壊のような災害時に備えて、何をすべきか、何ができるか、専門家にもご意見を伺っていきたいと思います。

<阪神大震災の出火等の原因>

全火災  285件(1万世帯当たり2.3件)

*出火率は関東大震災とほぼ同じ
うち原因ががわかったもの  146件

発火源  電気による発熱体  29.8%

     ガス・油類を燃料とする道具  8.4%

着火物  判明したもの138件

     線維類(家屋内にある可燃物)   31件
     ガス類       23件
   
初期消火状況
初期消火実施   146件(51.2%)
有効率(鎮火に有効)  58件(39.7%)
  消火器の有効率   46.9%
  水道・汲み置き水等  34.5%      

市街地大火の原因と指摘されているもの

  老朽木造建物の密集
  炎上火災の同時多発
  断水と消防水利不足
  消防の駆けつけ障害
  市民消火の欠落


消防庁 白書  http://www.bousaihaku.com/bousaihaku2/images/prev/pdf/h003.pdf#search='阪神淡路大震災%20火災%20原因 '

独立行政法人消防研究所 阪神・淡路大震災における火災からの教訓 http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/shutochokka/7/shiryou1.pdf