用意周到
これはなんでしょう?答えはわたしの入院セットである。軽い不織布に詰めたのでナニカの時はこのまんまもちだして貰えたらOK。こんなん用意するとあまり縁起が良くない?と思う人もいるだろうがわたしとしては何の用意もしないで迷惑をかける方が何倍も嫌だ。歳をとって体の自由が利かなくなり自分で用意できなくなるかもしれぬしお金に不自由して新品を買うのがためらわれるかも知れない。最もイヤなのはそんなものを用意する気力がなくなり後の人が用意をする大変さに気が回らなくなり親だから当然・・・とか思うようになることかもしれない。ある程度のことは金で解決できるかもしれない。しかしそれらを用意するための家族の時間は金では解決しないと思う。おそらく、この考え方は究極の心配性かも。。。が。自分にも確実に老いは来ている。怪我や不注意も若いころよりも頻繁にある。本当にいつどんなことがあるか・・・わからない。今ならば猿七さんの入院リストを見てある程度・必要なものがわかる。楽しんで用意できる健康な今が自分にとっての大チャンスである。自分好みのパジャマを買った。とりあえず二組。パジャマは入院の時に借りることもできる。今はそれが一般的でもしかしたらそうするかもしれないがそうしないかもしれない。というのは亡き母は闘病するのに病院のパジャマは味気ない。可愛いパジャマを着て自分の気持ち明るくしたいと言った。亡き義母は闘病で皮膚がぼろぼろになったときに借りたパジャマの方が気が楽と言った。うんうん、どちらもわかる。でも可愛いパジャマは退院後も使えるしなんなら来客用にしてもよい。特に最近はお買い物の楽しみから興味が薄れてきて猿七さんのモノを買いに行くときに、人のものだけ買うのは面倒でやらされている感が否めないので自分のショッピングも楽しめると考えたら気が楽。そして実際に使えるとしたら一石二鳥。前はこういうのを作って置いたら、避難セットにもなるか?と思っていたがこうして詰めてみると、内容はかなり違う。好きなものばかり洋服を入れるための軽い不織布があったのでそれに入れた。持ち手も付いている。今治のタオル美術館で買ったバスタオルに限定フェイスタオル。明るい黄色の大判バスタオルにブルーインパルスのフェイスタオル。パリに行った時に重宝した折り畳める小物入れとその時にセットで買っていたスリッパ。高級石鹸のフラゴナールで貰ったエコバッグ。パジャマも下着もタオルもすべて新品・数組。洗ってある。持病の薬もビニール袋も紙パンツも当面分(4日くらい)は入れた。いつも使っている化粧水やせっけん。歯ブラシ。ちっちゃな耳かきも入れた。買うのも揃えるのも簡単なものだらけだが。。。これを誰かがするとなると・・・本人が不便に思う・・から始まり誰かに頼んで・・頼まれた人は・・・{要望を聞いて}{買いに出かけ}{選んで}{お金を払って}{届ける}これが皆、近距離とは限らない。病院と家が遠いかもしれない。店を何軒も探さねばならないこともある。せっかく持ってきてもらっても、まったく自分の好みとは違うことだってあるしむしろたいていのことはそうなんじゃなかろうか。。。。たった一個のものでもそうなのだ。猿七さんには「ボールペン」で何度も家を往復させられた。わたしが書けば書けるのに猿七さんが手にすると書けなくなる不思議。何本持って行ったかわからない。もちろんボールペンだけの話ではないがわたしの受け止め方はたかがボールペンで・・・・の気持ちがいつでも付きまとった。。。話がそれたが準備に早過ぎることは決してない。これは単に自分でできる範囲のこと。だからする。それだけのことだ。自分の洋服が置いてある部屋の目に入る位置にこのセットを置いた。