ボクはね 夏が好きなんだ

 

ネズミに季節なんて関係ある?っていう奴がいるけど

 

食べ物がいっぱいある秋がいいんじゃないの

 

それだけで十分さ っていうんだ

 

だけどさ 

 

夏が好きなネズミがいたっていいじゃない

 

ボクは あの白い帆のヨットに乗ってどこにでいける

 

そんな気持ちにさせてくれる夏が大好きなんだ

 

そんなネズミがいたっていいでしょ?

 

 

 

 

ボクは

 

港で待っているんだ

 

真っ白い帆の赤いヨットが迎えに来てくれるのを

 

秋になって 熟した柿が落ちて来ても

 

冬になって 白い天使が舞い落ちて来ても

 

春になって 黄色いタンポポがフワフワしても

 

ここで待っているんだよ

 

夏のヨットがやってくるのを

 

 

 

 

ボクは夏が好きなネズミなんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは薔薇が好きな詩人   あ、普通かな

ヘルマン・ヘッセ

おり~ぶ