「もしほんとうに苦しいなら、
いってもいいよ。
また必ず生まれ変わってうちに来て。
約束して。」
その瞬間に、愛犬は息をひきとったのだ。
よしもとばなな
「人生の旅をゆく 2」
カフェでラテを飲みながらこの一文を
読み泣いてしまいました。
もうラテは飲めなくなりました。
愛犬が17才になったある日突然に
余命を告げられ、一日中寄り添った。
ある夜、おしっこをしにパッドの場所
まで這っていったらしくそこで倒れて
いた。
「お願い、まだいかないで」と言い
ベッドまで連れてゆくと
そこですやすやと寝ていた。
次の日
病院に行き、点滴をされながらも
とても苦しそうにしているそばで
頑張れと思いながら見守っていたが
ふとある思いが頭をよぎったのだ。
私がまだ逝かないでといったあの言葉を
この子は守ってくれているのかもしれない
こんなに苦しそうなのに頑張らせているのはあの言葉なのかもしれない!
「本当に苦しいならいってもいいよ」
と愛犬に伝えた。
でも必ずまた生まれ変わって家に来てと、そしてその瞬間に愛犬は息をひきとった。
カフェで泣いてしまいました。
私に愛をくれたスニフ、
今でも一番愛している愛犬スニフも
私が胸に抱くまで
苦しい息で待っていてくれました。
そして最後に大きく尻尾を振って
スーっといってしまいました。
苦しいのに最後にちゃんとお別れをする
まで待っていてくれた
私はそんなスニフに相応の愛を与えられたのだろうか。
また会いに来てと約束したのに
その時にすぐわかるように目印の
指輪も小さなその手に嵌めたのに、
まだ会いには来てくれないのは
私が相応しくないからかもしれないと
今でもこれからもずっと私の心の奥に
消えることはありません。
外で読んではいけませんでしたね・・・


おり〜ぶ