英語の「 I LOVE YOU」 を和訳しなければならなくなった

その人は 明治の文豪 癇癪持ちの夏目漱石さん。

日本人は「愛してます」なんて言わないだろう

だって、

唐突にそんな事を口にする奴を見たことも聞いたこともないし

女の方もそんな男は気味が悪いだろう

と、漱石さんが言ったとか言わないとか。

 

 

秘かに好意を寄せあう二人の男女が夜 

そぞろ歩いているのです

手なんか繋いでいませんよ

ただ昼間よりは少しだけ肩を近づけて歩いているのです。

 

彼はもう様々な想いが心の中に溢れ

愛おしい彼女に何か言葉をかけたくて仕方がないけれど

誰かの噂話とか

健康のこととか

そんな話なんてしたくはない。

そして困って空を見上げたとき

そこには明るい月が二人を見下ろしていたのです。

 

「月が綺麗ですね」

彼の口からついて出た言葉

それは決して愛を語ってはいないけれど

一緒に月を見上げた彼女には

「はい」

それはしみじみと嬉しい響きでした。

 

 

 

 

 

だって、そうでしょ

好きでもない女性にこんなこと決して言いませんものね。

 

もしも私が春の朧月夜に

「月が綺麗ですね」と言われたら

夜目にも分るほど顔を赤らめてしまいそうです。

 

おばちゃんなのに~?えー

ええ、そうですとも

おばちゃんなのに!です。

 

 

というわけで、夏目漱石さんの

「I LOVE YOU」の和訳は

「月が綺麗ですね」 なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_20160402_053326.jpgおり~ぶ