久しぶりにヒヤッとした。
ジュースのむ!と言ってバス停のベンチに走って向かい、座ろうとしてそのまま後ろ向きに落っこちる娘。背もたれがないベンチで、勢い余って後ろに行き過ぎたのだ。
慌てて駆け寄って大泣きする娘の後頭部を確認したけれどーーー頭を打った時って、すぐに動かさない方がいいんだっけ。
抱っこしながら、よしよし、血は出てないね…と髪の毛を掻き分ける。椅子の高さは50cmくらい。コンクリートに頭をぶつけるのは初めてだった。
病院行く?すぐ泣いたし様子見ていい?とりあえず冷やす?コンビニ!クーリッシュ!
と、脳内は焦りながら泣く娘を抱っこして近くのローソンへ。アイスケースからクーリッシュとソフトクリーム(娘を落ち着かせる用)を取り出し、購入して戻る。
頭を冷やしながらソフトクリームを開ける頃には「もういたない(痛くない)」と泣き止んでいた。見るとたんこぶになって、皮膚が点々と赤くなっている。
そこからの娘はいつも通りで、私の心だけがザワザワしていた。ネットで検索しまくる。すぐ泣いてたんこぶができたが元気な2歳児は家で様子を見る、という内容がほとんどだった。わかる、これだけで病院に行っても帰されるだけだと、わかるんだけど心配だ。慎重派の娘は怪我をすることなんてほとんど無かったから、余計に怖かった。今は大丈夫でも脳内でジワジワ出血していたらどうしよう…気付けるだろうか?異変があってから病院に行って間に合うだろうか?怖くてよく眠れない夜を過ごした。
幸い、朝になってもスヤスヤ気持ち良さそうに眠っていて(なんなら夢の中で笑っていて)後には私の睡眠不足だけが残った。
…お腹の男の子が大きくなったら、こんな思いを何度もするのかと思うと心が挫けそうになる。
そういえば0歳児育てている時はいつもこんな気持ちだった。私が病院連れて行かないせいで死んでしまったらどうしよう。寝ている間に呼吸が止まっていたらどうしよう。たった今与えた卵でアナフィラキシーショックが出たらどうしよう…etc.
自分のせいで子供が死ぬことのないように必死で、必死で怖がってた。なんとかなると、大きく構えていられたらどんなに楽だろうと思った。
結局頭を打ってから1週間後もなんともなく、元気に過ごしている。
このことを、過去の自分に「大丈夫だったよ」と言ってやりたい。とにかく調べるの辞めて寝ろ、と。