今日は、おとぎ話を書きます。

 

最近、河合隼雄やユングの本に浸ってしまい・・・

たぶん、「イメージ」を使うやり方が

わたしの趣味にマッチしてるのだと思います。

 

自分に起きたことを

「物語」でとらえてみます。

ちょうど「夢」を見たときのように。

 

***********

 

サーカスの男の子。

 

わたしの中で、はらぺこくんは

ずっと、そのイメージ。

 

シルク・ド・ソレイユを見た時、

男女のペアのエアリアルがとても美しかった。

 

 

「男性性」と「女性性」の結合。

まさにそんな具現化。

 

その時、はらぺこくんを連想した。

 

空中を飛ぶわたしを

受け止めてくれるペア。

 

どんな風に飛んでも、

彼なら、絶対に受け止めてくれる。

 

人見知りで不器用な、サーカスの少年。

でも、勇気があって

ものすごく頼りになる。

 

***********

 

女の子は、どんどん

難易度の高い技をするようになる。

 

サーカスのテントの中。

 

「ほんとに受け止めてくれる?」

 
空中に身を投げ出すと
男の子は、必ず手をつかんでくれる。
 
「じゃあ、もっと難しくしたら?」
 
「もっともっと難しくしたら?」
 
とうとう、ある日
男の子は、女の子を受け止めきれなかった。
 
ヒュー―――ッ
 
落下する女の子。
 
ああっ・・・・!!!
絶体絶命!!
 
と、思ったら
 
 
女の子は、くるっと宙返りをして、
ストン!と自分で着地した。
 
なぁーんだ!
 
大丈夫だったぁーー!
 
わたし、できるんだあ♪
 
男の子を見ると?
 
頭を搔いて言った。
 
「ごめんね💦💦
 ヘタレで。」
 
 
女の子は笑って言った。
 
「もう!ちゃんとやってよーーー!」

 

 

どんな風に飛んでも、

絶対に受け止めてくれる人?

 

そんな人間、いないか。

 

100%できる人なんて、神様しかいない。

 

サーカスの男の子は

ただの男の子だった。

 

とっても優しい男の子。

 

ふたりは、これからどうするのかな?

 

まだ空中ブランコを飛ぶのかな?

 

(おしまい)