「生かされて。 」に続いて、わたしのところに来てくれた本は、「ゆるすということ 」という本でした。


 「ゆるす」ことの大切さは、痛いほど知っていたつもりでしたし、ふと過去の出来事が浮かんできて嫌な想いを感じるときは愛をかけて溶かしてゆるしてきたつもりでしたが、この本を読んで、もっと積極的に「ゆるす」ことをしようと思いました。


 この本の中で、本当にその通りだなぁと思った箇所はたくさんあるのですが、思わず笑ってしまったのは、「ゆるし」は妊娠と似ていると書かれていた箇所です。



 「妊娠は、『妊娠しているか、妊娠していないか』のどちらかで、『ある程度妊娠している』ことはありえません。これと同じで、『ある程度ゆるす』というわけにはいきません。ゆるしは完全でなければならないのです。」(「ゆるすということ」より)


 私たちは、「ある程度ゆるす」ことで、ゆるしたつもりになっていることは多いと思います。私もそうです。でも、「ゆるしは完全でなければ」意味がないのです。完全にゆるした時は、その後何があってもその時の苦しみや怒りの想いが再現することはありません。ところが、ある程度ゆるしただけでは、頻度は減っても、当時の苦しみや怒りは襲ってくるのです。


 本当に、「ゆるしは完全でなければならない」と再認識しました。これからは、人を裁かず、自分も裁かず、常にゆるし続けることができるように、小さいことにも「怒り」や「批判」や「ゆるさない」という想いが出てきたら、どんどん愛を掛けて溶かしてゆるしていこうと思います。


 一人一人が、人のことも自分のこともゆるすようになったら、本当にこの世に愛に満ちた平和と安らぎがもたらされると思います。一人でも多くの方が、苦しみや怒りを手放して、ゆるすことができるようになれますように。



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