先日は、授業評価の自由記入欄にとんでもないコメントを
残してくれる学生について述べたが、今日はその反対で
非常に講師としての私を励ましてくれる意見を少しご紹介。
・静かな雰囲気の中、集中できる授業だった。
(他の授業はうるさいということなのだろうか?)
・緊張感にあふれていて、大学の授業という感じだった。
・先生がクラスのレベルをどんどんあげていってくれるので、
自分の力不足を実感した。もっと勉強しないといけないと
思った。
・(英作の)チェックを細かくしてくれるので、自分の弱いところが
はっきりと分かって良かった。
・授業中にずっと英語を使用しているので、リスニング力・
スピーキング力・ライティング力が随分と上がったように思う。
その他、自由記述にもかかわらず、今後の授業運営に役立つ
ヒントを沢山書いてくれた学生たち。どうもありがとう!
ちなみに、これらのコメントは、先週紹介したものとは違う大学で
とったアンケートの結果。前回は偏差値が無きに等しい学生も
いる学校で、こちらはトップクラスの学校。
偏差値云々で学生の人格は語れないし、それぞれに
例外的な学生もいるので、レベルの高い大学の学生が
全人的に優れているとは決して言えないのは分かっている。
しかし、学力の高い学生のほうが、モチベーションはもちろん
のこと、生き抜いていく力があるのは確かだと感じる。
この学部ではクラスがレベル別になっておらず、入試の時に
推薦で入った学生と、浪人をして一年以上勉強ばかりして
入った学生の間、あるいは、帰国子女との間では差が大きい。
だが、授業についてこれない時には、どうすれば良いのか
授業の後で聞きにくる。自分の抱えている問題を明確に
理解できている。
一方、偏差値の低い大学にいる学生には(全員ではないので
そこのところ、お間違えのないように。)、勉強というものを
今までしたことがないので、どの教科が嫌いなのか、どのように
質問をすれば良いのかなど分からない学生がいる。高校まで
どうやって生きてきたのか不思議だが・・・。
大学を卒業して社会人になってから自分が困らないように、
落ちこぼれている大学生には、細かく指導をしていかなければ
ならないのだろう。と同時に、「今更・・・」と開き直って
ふてくされている彼らを見ると、どこまで教育できるのか疑問に
思う。小学校・中学校で学ぶべき姿勢を半・大人になった
彼らに教えるというのは、とてつもなく大きな努力が必要だ。
私が大学生の頃は、偏差値が高い大学でも低い大学でも、
どこにいても、学生は試験の前には必死になったし、普段も
同じように遊んで勉強していたような気がする。それだけ、
今は大学の敷居が低くなったのだろうが、この全入時代、
果たしてどのような方向に向かっているのだろう?じきに潰れる
学校も出てくるのだろうな。
色々と考えさせられる今回の授業評価だった。