思うがままに書いてきたブログですが

お読み下さる方がいて下さって

いいねという反応まで返ってきたり




とても嬉しいものですね♪

いつもありがとうございます^^






色とりどりのピンポンマムの髪飾りが入荷♪
夏でも涼しげな配色の色打掛と合わせてみたいですねー





昨日は社内の研修会でした





京都の友禅メーカーさんにお越しいただき

打掛や儀式についての貴重なお話を

たっぷり聞かせて頂きました






こちらで制作されているのは

絹の宝石とも言える【 本手描友禅 】




機械は一切使わず

今だに熟練の職人の手作業で作られています





友禅は

友禅作家さんが仕上がった作品を

完全に脳裏の中に連想し植え付けるところから

制作が始まります





そこから

建築で言うなら設計図面のような

各職人別に仕事を進める上の

指示書が作られます






まず下図が描かれ

生糸を選び生地にし



ツユクサ科の青花汁で下絵を描き

友禅はゴムのりで【 染めない箇所 】を決め



染料で【 染め 】たあとに

【 蒸し 】て生地へ染料を定着させ



作家さんと合わせた色を選び出し

柄のひとつひとつに色を挿し



のりや染料を【 洗い 】落として

金箔や本貝螺鈿などの加工を施し



地直しをして裏地を合わせて仕立てます






…文字だと「はぁ?」ってなっちゃいますね…




この様にざっくり21工程ほどありますが

全て分業で行われているのが京友禅です




ひとつの打掛を作るのに

1~3年かかるほどの仕事量の多さです




のりで線を引き、染み込ませていく作業を

江戸時代からずっと仕事にしている家も

今だにあるそうですよ





それぞれの工程の見本を拝見しましたが

下図から勢いのある線

生き生きと描かれた花々や鶴



密度が高く重い生地に

細くのりを染み込ませたり

そもそもはみ出さないように色を重ね挿したり

またその配色の美しさ



日本人の丁寧な仕事ぶり

職人のプライド

繊細さが現れているなと感じました






三年前に女優の藤原紀香さんが

片岡愛之助さんとのご結婚披露宴のために

お召になった色打掛




紀香さんから御依頼があり

こちらの作家さんがお作りになったのですが



メーカーさんのご好意で

なんと!! 実際にお召になられた実物を

持ってきて頂きました♪


全社員ドキドキでしたよ💓
背の高い紀香さんに合わせてあるのでかなり長いです…
撮影はごめんなさいとのことでした^^;







背中には百花繚乱の四季の花々

そこには藤原紀香さんの名前から

【 藤 】がそっと描かれていました



藤の花言葉には

「歓迎」

「決して離れない」

などがあります



梨園に嫁ぐ紀香さんの

期待と決意が垣間見えるようですね




打掛の下半分は

一年を通して緑のため生命力を表す

【 松 】が鮮やかに色を挿して

金彩箔加工とともに描かれていました




片岡愛之助さんの屋号は【 松嶋屋 】

【 松 】はここから連想されたのだそうです


どんな打掛だったのか興味を持たれた方は
藤原紀香さんで検索してみてください♪
格調と豪華さの融合が素晴らしいですよ!



作家さんがお二人からすくい上げた

藤原紀香さんと片岡愛之助のストーリーが

隠れていたんですね




作家さんの作品への【 想い 】や

完成に至るまでの職人さんの手仕事を

知った後では


ひとつの打掛にいったいどれだけの価値と

携わる人の想いが

詰まっているか



まるで見え方が変わってきます









現代の日本人で

三三九度の盃の意味や

何故、白無垢を着るのか

黒の紋付袴の意味など




日本の誇り高き伝統文化や

その儀式について 「知っている」 方が

プレ花嫁様の中でも

一体どれだけいらっしゃるでしょう?




また

これらをきちんと新郎様、新婦様に

お伝えしているスタイリストが

どれだけいらっしゃるでしょう?






想いが込められたドレスがあるように


想いが込められた打掛があります


想いが込められた儀式があります





結婚式は人生最大の行事です


だからこそ


ひとつひとつの【 事を 】【 物を 】


儀式の選択・衣装の選択から


悔いの無いようにしっかりと積み上げて


当日をお迎え頂きたいと思います




その価値をお伝えするのも

スタイリストの仕事のひとつ



またその思いも

「 伝える 」 でなく 

「 生きとどいた 」 言葉に出来るように



私も積み上げ 取り組んでいきます^^