イベントのサプライズ企画について
普段思っていること(毒あり)
それに関連するマーケティングの話をします。
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ゴールデンウィークですね。
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ワタクシ、基本、浜松にいる時は引きこもりですが、
人混みが苦手なので連休はますます家から出ず、
ナンダカンダPCの前で忙しく働いております。
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今日は、イベントのサプライズ企画について、
いつも思っていることを。
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こういうこと言うと反感買うかなー、
とも思いましたが、
イベント企画/運営をある程度やっている人なら
共感してくれるよなー、
とも思ったので改めて言語化します。
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こういう思考って、
ビジネスでもすごく大切なことなので。
(最後にマーケティングの話もします)
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みんな、サプライズ、好きですよね・・・
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はっきり言いますが、私は嫌いです。
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というか、事故ってるサプライズを見ることが
すごく多いのと、そんな変化球を投げずに、
直球勝負でイベントの本質を貫いた方が
絶対に良い企画ができるんですよ、
ということを言いたい。
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あなたが考えたそのサプライズ企画、
仕掛ける側の自己満足になってませんか?
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私もイベント企画のプロという訳ではありませんが、
それなりに自分で主催してきたし、
いろんな団体で
(予算はせいぜい数百万程度ではありますが)
街ぐるみ、市ぐるみの数千人規模の事業を
中心になって企画した経験はあります。
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それを踏まえて、言いたいのは以下の3点。
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1、 人を感動させるのに驚かせる必要はない
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2、 直球で打ち取る力がないのに
変化球を投げるべきではない
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3、 主役(満足させる対象)は
イベントを仕掛ける側ではない
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順番にいきます。
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■1、人を感動させるのに驚かせる必要はない
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なんでそんなに人を驚かせようとしたいの?
ってこと。
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人を感動させたい、喜んでもらいたい、
というのはすごく良くわかります。
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でも、そもそも、
「驚く」と「感動する」もしくは「喜ぶ」って
別の感情ですよね?
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卒業式や送別会で感動して
涙する光景はよくみますが、
それって、
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「え!今日、卒業式だったの!ビックリ!感動した!」
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じゃないですよね(笑)。
なのに、「ビックリさせたい!」ありきの
サプライズ企画をよく見ませんか?
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その時点で目的を見失っています。
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吊り橋効果(知らない人はググってね)で
感動を増幅させる、
という狙いはあっても良いと思います。
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でも、その場合は、
あくまで心拍数の上昇(ビックリ)の後に
メインの何かをきちんと持ってくる、
緻密な設計が必要です。
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サプライズ=感動、でもないし、
ビックリ=成功、じゃないんです。
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だから・・・
あんまり人を驚かせないでください(笑)。
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感動させたいなら、
そのためにどうすればいいかを
正面から向き合って考えましょう。
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■2、直球で打ち取る力がないのに
変化球を投げるべきではない、
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イベント企画の経験が浅い人ほど、
何か特別なことをやらなきゃ!と考えて、
その結果サプライズに走る傾向に
あるように感じます。
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工夫するのはもちろんいいんですが・・・
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そのイベントの「目的」は何か、
それをまずど真ん中に置いて考えれば、
大抵の事故は防げるんですが、
盛り上げることや、自分の企画力を
示すことに矢印が向いちゃうと事故りがち。
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サプライズ企画って基本は変化球なのですが、
そもそも直球で三振を取るだけの力がないのに、
変化球を投げて打ち取れるはずはないんです。
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まずは直球勝負から逃げない。
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人を感動させたいなら、
どうすれば感動するのか、
そこを徹底的に考える。
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その人がどんな人で、
どんな状況で、
誰にどんなことを言われたら感動するか?
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そこに全力を集中して、
ど真ん中ストレート勝負で投げ込む。
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そうすれば、
それが150kmの豪速球じゃなく
山なりのボールでも、
全力で投げたなら人は感動するんです。
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感謝を伝えたいなら、
その思いを全力で伝えて、
全身全霊を込めた
ありがとうの言葉と
握手と抱擁でいいじゃないですか。
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そこにビックリ要素いります?
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直球でねじ伏せられる人が、
カウントを稼ぐために変化球を投げる、
というのはアリで、うまいなあ、
と思う演出もありますが、
それをやるには経験値が必要です。
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だから、素人こそ変に
アイデアを捻り出すのではなく、
直球勝負してほしい。
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■3、主役(満足させる対象)は
イベントを仕掛ける側ではない
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冒頭でも書きましたが、
サプライズ企画のほとんどが
仕掛ける側の自己満足になっています(毒)。
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「被災地への千羽鶴」問題ですね。
(その気持ちや行動の全てを
否定している訳ではないですよ)
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「やってやったぜ!」
とドヤ顔で満足している仕掛け人と、
キョトンとしている主役。
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もっと最悪なのは、
主役にとってはいい迷惑で冷や汗をかいている、
なんてことも。
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繰り返しますが、
主役が主役で、企画する側は主役じゃない。
(変な表現ですが)
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自分の満足、という要素が少しでも入った時点で
主催者/企画者として失格です(猛毒)。
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具体例をあげると、
「家族からのサプライズの手紙」とか・・・
これはもうこの世から抹消したい(笑)。
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これに至っては、もう想像力の欠如もしくは、
自分がやられて嬉しいことは人も嬉しい、
という根拠のない思い込みが招くものです。
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もちろん、嬉しい人もいると思いますが、
それには条件としていろいろ必要で・・・
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たとえば、企画側の誰かが
家族ぐるみで付き合いがあり
家庭が円満であることを知っていて、
家族に直接頼める、とかですね。
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ちょっと想像力を働かせれば、
その場に出ることを奥さん(旦那さん)
に内緒にしているとか、
そのことをよく思っていない、
ということも可能性としてある訳で、
そのことを考えずに、
プライベートにずかずか踏み込むのは
あまりに無神経すぎます。
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そんな状況で無理やり書いてもらった
手紙を読まれる、となったら、
確かにサプライズではありますが(笑)、
主役の背筋が凍る大事故になります。
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で、この状況でたちが悪いのは、
企画側が「よかれと思ってやっている」ので、
怒るに怒れない。
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冷や汗をかきながら作り笑いをしている主役と、
「サプライズ大成功!」と満面の笑みの企画側、
という地獄絵図の完成です。
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企画の段階で、誰のための場で、
その人が何を望んでいるのか、
どんな気持ちになってもらいたいのか、
その本質を考えぬけば、どこかで気付くはずです。
「これ、自分たちの満足のためになってない?」って。
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・・・ということで、
サプライズ撲滅運動に賛同いただける方は
署名お願いします。
(嘘です(笑)いいサプライズもありますしね・・・)
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で、結構な毒を吐いたついでに更に言うと、
こういうサプライズ企画を平気でやっちゃう人
(その企画を通しちゃう人も含む)って、
ビジネスに向いていない人が多いと思います。
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マーケティング的な捉え方で言うと、
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「自分がやってあげたいこと」と
「お客さんが望んでいること」は違う、です。
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つまり、提供したい商品であっても、
お客さんにとって価値がなければ、
必要とされないし売れない、ということ。
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「商品思考」と「ベネフィット思考」
と言われたりします。
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大切なのは、お客さんが何を望んでいるか、
どんな価値を感じるか、であって、
自分が何を提供したいか、ではないんです。
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もちろん、自分がやりたくないことを
やる必要はありませんが、
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・やりたいこと(WANT)
・できること(CAN)
・求められていること(MUST)
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の3つの円が重なるところを探して
ビジネスにするといいよ、ということ。
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「Want、Can、Mustのフレームワーク」です。
(詳しく知りたい方は検索してみてください)
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ということで、ちょっと極端に書きましたが、
イベント企画もビジネスも、
相手目線で考えることが大事、
ということで。
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