阪神淡路大震災のあと、デパートの防災グッズが飛ぶように売れたのですが、非常食は賞味期限があり、その買い替えが必要であるにもかかわらず、今はちっとも売れていないようです。
今日は、東京JC中央地区の中央防災システム勉強会に参加してきました。
気象庁地震火山部管理課 即時地震情報調整官の松森さんに講師としてお越しいただき、緊急地震速報の仕組みを中心に教えていただきました。先日、渋谷でもお世話になった防災ジャーナリストの渡辺実さんも同席されてました。
余談ですが、僕自身、気象に関してはちょっとした思い入れがあります。7~8年くらい前に気象予報士資格を取得するためにユーキャンの気象予報士講座を受講し、実際に受験しました。結果は残念ながら不合格でしたが。。。言い訳を言うと仕事が忙しくてなかなか勉強時間が確保できなかったからです。はい、言い訳です(苦笑)
そのうちまたチャレンジしたいと思っています。
今回、一番印象に残ったのは、緊急地震速報が出て、その後に地震が起きるまでをカウントダウンしている映像でした。
地震波の縦波は、地震波の中で最も速く伝わることからラテン語で「最初の」という意味を表す"primae"(英語の"primary"の語源)の頭文字をとって、P波と呼ばれています。これは 初期微動ということで小さな揺れです。
また、横波はP波の次に速く伝わることから、ラテン語で「2番目の」という意味の"secundae"(英語の"secondary"の語源)の頭文字をとってS波と呼ばれています。こちらが大きな揺れ(主要動)です。
詳しくは、こちらをご覧くださいませ。→地震の伝わり方
僕なりの理解で簡単に説明すると・・・P波とS波は伝わる早さが1.7倍異なり、P波の方が早く伝わります。
そこで、大きな被害になる可能性が高いS波が伝わるまでの時間を算出できることを利用して、いち早く知らせることで被害を少なくしていくことが緊急地震速報の狙いです。
直下型の地震に関しては、緊急地震速報も対応が追いつかないのですが、震源地から離れていれば、地震到着(?)までの間に何かしらの手を打つことができます。
文章ではなかなか伝わらないかと思いますが、カウントダウン、5、4、3、2、1・・・グラグラグラーっていう映像を見ると、まるで未来を予知しているようで、人類の進歩って凄いんだなぁと強く感じました。
緊急地震速報に続いて、緊急大雨速報、緊急黄砂速報などもそのうち可能になるのでしょうか。
個人的には、緊急失恋速報とかあったら嬉しいなぁなんて思います。
あまり長い間構わないでいることで相手の恋心がどこかに行ってしまうのを事前にお知らせしてくれるような・・・
話が横道に逸れました。
最近は、緊急地震速報を受けられる携帯の機種も存在するようです。
「ドコモ」と「au」にはあるそうです。「ソフトバンク」もそろそろかな?
“そろそろ出します!”と言いつつ、一年が経ってる。と防災ジャーナリストの渡辺さんがぼやいてました(笑)
ただ、実際に緊急地震速報を聞いたとして、具体的には何をすれば良いのか?がわからなければ意味がありませんよね。
そのために速報を聞いた直後の『動作』を予め決めておくことが大切とのことでした。
例えば、今、僕はオフィスのデスクに座ってブログを書いています。ここで、緊急地震速報が入り、 《東京湾近郊を震源とした地震が発生!今から13秒後に都内に震度6の地震が起こります》というのを聞いたとしたら・・・13秒で何をする?
オフィスの外に逃げている時間なんてなさそうだから、やれることは、ブログの保存かな?
次に、デスクの下に隠れる・・・かな?
本当にこんなんで良いのだろうか?
本日、配布された資料を読み返してみると・・・「建物が耐震化されている場合では外に飛び出さない方が安全(ガラスの飛散や転倒の可能性)、耐震化されていない場合では、屋外に避難する方が安全な場合もある」・・・場合もある?
耐震化されていない建物は倒れるかも知れないし、倒れないかも知れないということだからですね。
やはり、耐震化されていない場合は、たぶん倒れると考えて外に出た方が良いでしょうね。で、そのときに注意したいのがガラスの飛散や転倒ということですから、常にスニーカーを履いているべき、かな。
これが、自宅だったら?車の運転中だったら?高層ビルのエレベーターに乗っているときだったら?街中を歩いているときだったら?地下鉄に乗っているときだったら?お風呂に入っているときだったら?
どこでもいつでもどんなときでも地震に備えておくことは、地震列島に住む僕たち日本人にとって当たり前のことのはずなのに・・・考えていない人がかなり多いように思いました。僕も含めて。
のど元過ぎれば熱さ忘れる・・・熱さを忘れても大丈夫なくらいに安心・安全な仕組みを創っていくことが僕らの使命なのかも知れないけれど・・・
それは、過ちを繰り返す愚かな人間を増やすことにつながりはしないだろうか?



