こんにちは、みなさんお元気ですか?

さてみなさんは、今日3月3日は何の日かご存知ですか?
雛祭りの日と答えた方、もちろんそれも正解ですが、実はもうひとつ、茨城県筑西市出身の陶芸家・板谷波山先生(いたやはざん1872~1963)の誕生日でもあるのです。

波山先生は茨城県名誉県民、筑西市名誉市民で、昭和28年には工芸家として初の文化勲章を受章した人物。
市内では毎年この日、波山先生ゆかりのゲストや講師が先生について語るイベント「波山の夕べ」が、しもだて地域交流センター・アルテリオで開かれます(主催:市民グループ「下館・時の会」)。

雪模様となった今年の「波山の夕べ」は、ゲストに東京大学大学院人文社会系研究科客員教授で英国セインズベリー日本藝術研究所所長のニコル・クーリジ・ルマニエールさんを迎えて開催されました。

日本の装飾美術や欧州における日本美術蒐集史などが専門のニコルさんは大の波山ファンで、ゆくゆくはヨーロッパで波山先生の展覧会を開催したいと考えているそうです。

第一部では、和服姿で登場したニコルさんが「私と日本のやきもの そして板谷波山」という演題で、自身の履歴や欧米での日本美術の扱い、そして「波山作品を海外に紹介していきたい」という熱い想いなどを語ってくれました↓

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第2部、波山研究の第一人者である学習院大学の荒川正明教授もステージへ↓

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ニコルさんとともに、波山先生とその作品について熱く語られていました。

またこの日は、波山先生の孫・村田あき子さんも特別ゲストとして来場↓

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さすがは波山先生の孫、とっても品のある方です。

なお荒川教授のお話では、現在学習院大学荒川ゼミを中心に板谷波山記念館(筑西市田町)所蔵資料の調査・整理が行われているとのこと。
同館の資料は非常に貴重なものらしく、いつの日かその調査結果が展覧会や活字媒体などで発表される時が来るものと思われます。


というわけで、みなさんは板谷波山先生の作品をご覧になったことがありますか?


セインズベリー日本藝術研究所