このところ、時間があると実家にできるだけ戻ることにしている。場所は今住んでいるところから、車で約2時間半なので、リノにいたころのお米の買い出しと変わらぬ距離感。しかしキレッキレの岩山峠を通らなくて済むので、気はだいぶ楽である。
なぜ頻繁に戻っているのかというと、父が亡くなってからもう4年。当時はアメリカに住んでいたので、父のモノを片づけたりということが全く進んでいないのである。
よって、これからしばらくは、時間があればその辺りの整理をしに帰るという日々が続くと思われるのである。
世代的に物を捨てない世代。さらに、モノが多くなれば「断捨離」をするのではなく、「収納個所を増設する」という100人乗っても大丈夫世代。転勤続きの断捨離オタクみたいな我が家とは正反対なので、やりがいのある光景が広がっているのだ。
コツコツと作業を行っているのだが、ここにきて、自分の父の「際立つ一面」を今更ながら知るコトになったのだ。それは小銭は面倒くせえスピリッツ。
スーツのポッケから、カバンの中から、ちょいと飾ってある壺の中からとまぁ、出てくるわ、出てくるわ。取り敢えず小銭を一か所に集めながら片づけを進めてその日を終わってみると
山もり
ようこんだけ貯めたな〜
と、両替機の中みたいな小銭の山にただただ唸る我が家。
するとその小銭の山を興味深そうにみているヤツがいた。ガル男だ。「日本に帰って来て思うようになったんやけど・・・」と話し始めたのである。
「お財布の中に500円玉が入ってると、コインやのに500円!!って毎回思う。それで自分にお金持ち感が出るんやけど、その気持ちわかる?」と。
そうだよなぁ、アメリカではクォーターつまり25セント(だいたい30円くらい)が一番大きいコインだったもんな。そこに急に現れた新星500円玉って、たった1機でこれまでの20機分の攻撃力搭載してますって言われるのと同じ。そんな嬉しいルール改正、そりゃテンション上がるやろ~、と妙に納得してしまったのである。
そんなガル男感覚を共に味わせてもらったオカンは、片付け頑張った代として、その小銭マウンテンより、500円玉4枚をガル男の財布に入れてやったのである。すると、満面の笑みで「サンクス、マ~ム」と返ってきたのだ。
かまへん、かまへん
じぃじのお金やけどな
と思ったのをそっと飲み込んで、息子の感謝の言葉を独り占めさせて頂いたのである。
スマン、父ちゃん。
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