我が家の場所は、のどかな田園風景が広がる町にある。そこに建つマンションの部屋から見える景色は、何も遮るものがなく、東向きに居間の窓がある我が家は、朝からものすげーこと太陽の光が入り込む。

 

シカゴにいるときは、冬の日照時間が少なくなるからと、うっすらと晴れた日でも窓際に椅子を運び貪欲に日光浴をしていたのだが、もう今や、やめぇ~というほどの量が降り注ぎ、来年の今頃、我が家全員

松崎しげる一門・・・

間違いない。

 

なもんで、道を歩いていても、高い建物が無く日差しを遮るものがないが故、夏の終わりなんかは、クソ眩しかったのだ。

 

ムスメのガル子は、天気のいい日は自転車で学校に通っているのだが、その照りつける日差しが眩しくてサングラスをかけていたのだ。

 

学校は丘の上にあるので、日差しと闘いながら登り切ったところで出くわした友人がひとこと

「ここ、田舎やで、なんでサングラス?」

と言ったという。

 

家に帰ってきたガル子が聞く。

ママ、サングラスは

都会でかけるもんなん?

 

ガル子出くわしちゃった、ニッポンに根強く残る「サングラスってなんか恥ずかしい」説。都会やリゾートでファッション性の高い気取るアイテムとして見られがちで抵抗があるって思ってる人もある一定数いるんだということを伝えると、しばらくガル子無言でまばたきだけをパチパチ

壊れたか?

 

そうだな、タイで育って、この間までアメリカにいて、その両国ともで、「イキりアイテム」とか思わず本人も周りもかけてきたもんな。アメリカなんか特に、人からどう思われるか、よりも自分がどう思うか文化だったし、実際、日差しから目を守るアイテムなんだし。ガル子の脳内サングラストリセツの更新に時間がかかってもしゃぁなしである。

 

そんなサングラス談義をしていると、ムスコのガル男が言う。

「そういえばオレのサングラースィズどこ?」


オマエは複数形をやめぇ

 

 

翌日からもサングラスをしていくガル子でした。

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