久しぶりに大学時代の面々に会い、楽しくランチにティータイムを楽しんだ帰り道、トイレットペーパーを買いに、ドラッグストアへ寄った。

もうこれはずっと昔からなのだが、モワッと暑く、カラダに熱がこもり気味の状態で、しっかり冷えた店内に入ると、たった一発で命中、ストッパー外れて勝手に大腸駅を出発し、夢の超特急となるのである。

店に入れば、お目当ての商品よりもトイレの位置を確認、が夏場に必ずとる行動である。

店内に入り、トイレットペーパーを選んでいると、鳴ったのだ。
発車のベルが


小走りで、でも上下でもって刺激しないように出来るだけ平行移動を心がけて急ぎ、事なきを得たのだが、その後である。レバーを下に引いても水が流れないのだ。何回か下げるも、カスンとやる気のない音だげがなり、水が流れない。
日本でも遭遇すんのかい

と日常茶飯事トイレのトラブルはアメリカだからだと思っていたのだが、そうでもなかったのだ。

しかし、どうする、どうすべきか、と悩む必要などない。ワタシはおもむろにタンクの蓋を開けた。7年で蓄積されたトイレのトラブルシューティングデータ量は豊富だ、と落ち着いて行動。

その貫禄たるや黒帯

レバーにつながるチェーンが外れてんだろうと得意げに開けたタンクの中のチェーンは....繋がっていた。

蓋を開けたまま、レバーとの関係性をさぐろうと下げてみるも、タンク内のチェーンにまだ余裕があり引っ張られない。「まだ押せるってことか」ともう一段階下にグッと押してみたところ、ざーっと流れ出す水。レバーが固かっただけなのだ。

流れていく水を見て思う。トイレの水が流れないという事態に出くわすと、普通はパニクる。特に置き土産案件の場合は出すには出したが、出るに出られなくなり、焦るだろう。

しかしこの日のワタシは、どれどれ、直したろやないか、という「修理」の発想が真っ先に浮かんできたのである。

アメリカでの「今時!?」的トイレや台所のトラブルを体験し、それに立ち向かい続けた結果、サバイバルに生きる力を手に入れ、アメリカに行く前よりも分厚い人間になって帰ってきたのかもしれない、と思ったのであった。




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