順調に進んだところで、ワタクシに異変が起きた。頭痛が止まらない。
そういえば、運転している間、必死すぎて水分を補給しておらず、かるい脱水になりかけていたのかもしれない。
助手席に娘を乗せ、私は後ろのシートで塩せんべいと水を放り込み、しかしぐったり。
日は沈みつつある時間。
夕日がキレイだ。
少し眠ったようで、ふと目を開けると
へ?アタシ
召されたか?
地獄谷のような、ど偉い雰囲気。こんなむき出しの岩山だらけの所に日没とともに突入してもうたのだ。
怖い、ただひたすら怖い。どんどん真っ暗になる。目に黒の画用紙貼られてんのかと思うほど。
すると一つの不思議な信号に出くわした。赤なのだが、
Expect to wait 2minutes
と書かれている。
2分待ったらほんまに青になるのか。
何も起きない。
旦那「進んだろかな」とボソッと言い、アクセルを踏もうとしたその時、2台の車が前からやってきた。
この先の道、道幅が一車線分しかなく断崖絶壁でつまり片側交互通行規制の道となっていたのだ。
進まなくてよかった。もし行ってたら右はそびえ立つ岩山、左はキレッキレの崖な所をバックで戻らねばならなかったのだ。
あぁもうシカゴに帰りてぇ〜
と弱気になった私は、近場でホテルを探そうと携帯をとった。
No Service
電波ナシ
そう、もう突き進むしかないのだ。こんな時に助手席に娘。緊張しながらも旦那のフォローをしてくれている。
しばらくど緊張の道を走り、「あっ抜けた」と旦那と娘の声が聞こえた。
こんな道と知ってれば、こんな時間にすすまなかった。なぜこうなったのか。
地図にはforestと書いてあったからなのだ。
森....か?
これが森なのか?
森とはもう少し楽しいピクニック感のあるもんやと勝手に思っていた我が家。
そびえ立つ岩山に崖。恐怖と戦うその道はもう山じゃ、山脈じゃ。
アメリカ人の森の定義がだいぶ広いと知った。
あぁ。怖かった〜。

