アメリカはホンマに様々なボランティアがあり、気軽にみんなが参加していく。
先日行われたパレードも多くのボランティアに支えられて開催された。
中でも、一風変わった、でも愛を感じるボランティアがこれ。
どれ?
この赤いボトルを二つ持ったお母さん。
これは、ムスメが通っていた高校のマーチングバンドなんだが、演奏の合間、楽器を正面に構えたそのタイミングだけ、子供たちは目一杯甘えながらあるお願いをすることができる。それは
おくち ア~ン
これをすると、このお母さんが急いでかけてきて
ボトルぎゅっと押して、水がシャーっと飛んで来て、水分補給完了となる。
そう、このお母さんは「お水係」のボランティアなのだ。そこそこの気温の中、正装した子供たち。高校はご丁寧に帽子まであるから、もう暑くてしょうがない。しかし、両手で楽器を持っているので、自分たちでは水が飲めない。
演奏が途切れ、ドラムラインだけの音になった瞬間、このママは目を凝らして、開いていく口を探す。急いで水を投入するのだが、あっちこっちでエサを待つヒナのように一斉に口があくので、大忙し。
やっとオレの番!と思ったその時、演奏が始まってしまい、楽器を加える。次のブレイクまで飲めないのだが、カレは修行僧のごとく顔色を変えず、一心不乱に音を奏でる....
次回、このボランティアがムスコのバンドで募集されたら、いの一番に手を上げたいと思う。


