ムスメ、日本の高校を受験する!?のドタバタ劇場
~昨日までのあらすじ~
ある日旦那が発した一言。赴任期間が延びないかもしれない・・・。
ムスメ高校1年の6月に帰国になる!?急に降って湧いた日本の高校受験。帰国子女枠受験に指定された英語の資格を慌てて取得。海外滞在義務教育期間すべての成績、校長先生からの推薦状もそろい、1万円もするご立派写真を張り付けた願書はハゲそうな物流プロセスを経てついに発送された。が、まさか赴任期間が延びるかもしれない、と状況は一変するも、揺れるムスメは決断、やっぱり日本の高校を受ける、と。
12月。いよいよロスへ出発する日となった。空港へは11時ごろに到着すればよい計算だった。もちろんこの日も旦那はおらず、子供二人と共に飛び立つことにしていた。
この日は、偶然、ムスコの誕生日。
誕生日と言えば、学校の朝の放送でバースデーキッズの名前が呼ばれ、放送が終わった後、クラスで歌を歌い飛び跳ね叫ぶ、という「お喜びの舞」があり、年イチなので、中学生と言えど、みな、楽しみにしている、らしい。
よって「少しだけ学校へ行き、早退という形でお願いしたい」とムスコに懇願され、お喜びの舞のために、あわただしい朝となった。
早退の時間になり、ムスメと二人でムスコを迎えに行く。それは水曜であったので、木曜と金曜を休むという旨をオフィスに伝えておくことにした。
ムスメはこの間までこの学校にいたのでオフィスの人たちとも顔見知りだ。
ムスメが日本の高校のテストをロスで受けないといけないから、ムスコも明日から2日間休みます、そう伝えた。
OKとは言ってくれないオフィス。
ロスに引っ越すの? え?日本の高校がロスにあるわけ?と続く。
忙しいのに、面倒くせぇなぁ。
これまで何度も説明しているのに、4,5年旦那の仕事で一時的にアメリカに住んでいる、というのがなかなか定着しないこの村人たち。江戸っ子みたいに何世代もこの村から出て行かずに住んでいる人が多い村で、海外赴任家族というのがこの中学には我が家のみのため、全然伝わらねぇ。
日本に帰るのよ、という話をすると、え~全員帰っちゃうの~と来た。まぁ、そうなるでしょうよ。ムスメだけ先に帰って、その高校に合格すれば寮生活で、と言ったとたん、オフィスのオカン、胸に手をあてNo~と消え入るような声で言ってきた。
もう、空港行ってもよろしいでっか?
こうして乗り込んだ飛行機。陽気にお出迎えしてくれるキャビンアテンダントが全員おばあちゃんというサプラ~イズ。
そんなフライトある?
若いのが1名、でもファーストの担当で一切下々までは降りてこないというお化けフライト。
乗り込んですぐ、「ワタシあなた好きよ~」と若い男性に声をかけるという、お化けジョークで客席をどっと笑わせる。
「何かワタシに頼みたいことがあったら早い方がエエで」というお化けアテンダント。
「4時間半のフライトでしょ?どんどん年取るから。終盤に呼ばれたら、アンタ、どんだけ化粧塗りたくらなアカンか」
とまたまた客席大爆笑。
さすがベテラン、技術がちゃう。
こうして無事ロスへ到着しホテルへチェックインいたしました。