大阪でしたこと。

それは、絶賛悶絶中の四十肩のレントゲンとMRIを取ること。アメリカでは何十万円もするんでね。

 

 

横たわると、男前の若い技師さんたちにがっつりカラダを固定され、筒の中へ吸い込まれていく。

 

 

するといきなり、これ以上不快な音はあれへん、という爆音が鳴り始め、ただただ苦痛。

 

 

鳴り響く爆音。必死に、「帰り何のケーキ食べよ」、「夕飯何しよ」と音から意識をそらすために考えをめぐらし約5分、パタッと音が消え、静寂が訪れた。

 

森の中に横たわり素敵な春の朝を迎えたような、ぽかぽかと温かい筒の中。

コレ、寝てまうな

 

と静寂が5分以上は続いた。

 

 

とするとベッドが動き、筒から出てきたワタクシ。終わった終わった、と思っていると、技師さん2人がやってきて

「すみませ~ん」

と、申し訳なさそうな表情で言う。

 

 

「途中で音が鳴らなくなりまして~」

と。

 

 

え?故障?ニヤニヤ

 

 

「再起動かけますから、少しの間、待合室でお待ちください」

と、促される。

 

再起動って、パソコンちゃうねんから、アンタ。

あの爆音耐えたのに、もっぺん最初っからって、ヒドいチーン

 

 

と待つこと10分。隣のMRIの部屋の検査が終わった。ほどなくしてワタクシの名前が呼ばれたので、隣の部屋でやるのだとホッとして部屋に入ると、まさかの、さっきの部屋に案内される。

 

 

え?こっちで受けるんですか?向こう空いたのに?

 

と聞くと

「はい。大丈夫です。再起動かけましたから」

という男前技師。

 

 

再起動に全幅の信頼おきすぎちゃう?

パソコンで再起動してまたおんなじトラブル、ってようある話やで、と思いつつ、また縛り付けられた。

 

さっき聞いた爆音がまた5分続く。何とかならんか、と考えた。一定のリズムでガンガンゴンゴン鳴るのだが、裏拍にスンという小さめの音がなる。その「スン」に意識を持っていくと、おもろいモンで、表拍の爆音が聞こえなくなるという、MRI爆音攻略法を発見したのだ。

 

 

こうして爆音20分。

無事に筒から排出された。

 

 

苦痛を乗り越え思う。

あぁ、ブサイクでエエ。健康が一番じゃ。

 

 

 

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