朝、5時。

ブツブツ聞こえる。
娘か?
娘、中3。社会の授業で、お題に沿った意見を3分にまとめ、スピーチをする、の練習であった。
お題は「Child labor」、子供の労働。
クラス全員の前でのスピーチはアホほど緊張する、と言う。
ほやけど、アメリカ人は、スピーチの順番決めで半分以上が、「オレから~」「わたしから~」と率先して手を挙げたと言う。人前で話すことへの抵抗感が少ない。
クラスのみんなは、オモロイほど緊張する娘の事を知っている。
学年イチの男前エリックが、「頑張れよ」と声をかけてきた。話を聞くだけで、鼓動が高まるオカン。
娘の番がやってきて、スピーチをしている最中、男前エリックと目が合った。娘の目をじーっと見て、マユをぐっとあげて、スマイル。
スピーチ途中に男前からのアイコンタクト。
こんなモン、わたしやったら緊張に興奮が乗っかって、スピーチどころやあらへんがな。
無事スピーチを終え席に戻ると、娘の背中をなでなでしてくれた男前。
エエで。
金髪に青いお目々の義理の息子。
ウェルカムや。
ポチっと、おおきに。

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