本気ESL春のセッションが終わった。
3月の中旬に1週間の春休みがあったのだが、その期間中に1冊の本を読み、その感想文を提出するという宿題があり、春休みを終えるその日、3ページにわたる大作が完成。なかなかの仕上がりだと満足していた。
その日、先生からの1通のメールが届く。
感想文は両サイド上下1インチの余白、行間はダブルスペース。フォントサイズは11で1枚にまとめるように、と。
わが大作、行間シングルで、3ページ。これダブルってことは単純に1.5倍くらいの長さになるという話。
なんで、今ゆうねん!!
一度出来上がった作品を半分どころではない、5分の1ほどに圧縮せんといかん、という作業。今の文章をいくらさわっても短くはならない、とわかってはいるものの、この大作が水の泡?と思うと、別作品を作る、という決断がなかなか出来ず、もがき苦しみ、結局、全部やり直す羽目になり、その作業にさらに10日ほどを要したわけで。
先日、セッション最終日に、全員の感想文が冊子となり配られた。開いて驚く。行間全くなく、ただひたすら書きたいように書いて、詰め込んだ作品があることを。
なんでやねーーーん!!
あのもがいた10日を返せ。
しかもそのクラスの中で、書いた作品をみんなの前で読みたい人いるかと聞かれ、その満チキに書いた彼女が「私のちょっと長いケド、いい本だったからみんなに伝えたい」と手を挙げた。
だいぶ長いわっ。
と静かに思うわたくし。
しかし、もっと衝撃的なことに気が付いた。
この冊子。全員分と言っていたが、明らかにページ数が少ない。
出してへんヤツだいぶおる。
感想文を提出しないという選択肢、いや、はなっから本を読まない、という選択肢が多くの生徒たちの中にあったという。
しかしクラスにいる日本人は100%で提出。日本人がこのクラスにいなければ、2,3枚のプリントになっただけで、冊子として成立はしなかった。
しかしそれでも自分はまだまだちゃんとできてないのでは、と思うことがある日々。こんな事に遭遇すると、日本人は自分たちを律しすぎているのか、と思うことがある。
いい意味で、もう少し楽に生きてみようかな、と人生の教訓をいただけた本気ESL春のセッションでありました。
とはいえ、染み付いた昭和の魂、そう簡単にほどけぬに違いない。ポチっとおおきに。