瑠香です![]()
こちらの続きです↓
影響を受け入れる。そして、影響を選ぶ。
ここまで考えてきて、もう一つ気づいたことがあります。
「影響を受け入れる」ということは、ただ受け身になることではない。
その次には、自分が受け取る影響を、取捨選択し、組み合わせ、自ら扱うという段階がある。
つまり、影響をコントロールするということです。
影響には、それぞれ性質があります。
たとえば、
「リラックスしたい」と思っているときに、アップテンポでテンションの上がる曲をかけたら、きっと思っていた方向には変化しない。
その曲が悪いわけではない。
ただ、その曲が持っている影響の性質と、今、自分が起こしたい変化が違うだけ。
だったら、静かな音楽を選ぶ。
照明を少し落とすとか、好きな香りを焚くとか。
ゆっくりお風呂に入るのもいい。
逆に気分を上げたいなら、アップテンポの曲をかける。外に出る。人と話す。
そうやって、「自分を変えるために、どんな影響を取り入れるか」を自分で選んでいく。
(きっとみんな自然にやってる)
これは、「自分は周りから影響を受けるから、仕方がない」という話とは全然違う。
むしろ逆で。
影響を受けることを前提にするからこそ、何の影響を受けるかを選べる。
そして、一つの影響だけで自分を変えようとしなくてもいい。
人から受ける影響。
場所から受ける影響。
香りから受ける影響。
音楽から受ける影響。
食べ物や睡眠、身体から受ける影響。
言葉や情報から受ける影響。
そういうものを、その時の自分に合わせて組み合わせていく。
もしかしたら、「自分を作る」というのは、自分の中に何かを付け足していくことではなく、
自分に入ってくる影響を選ぶことなのかもしれない。
どんな人と触れ合うか。
どんな場所に身を置くか。
何を見るか。
何を聴くか。
何を食べるか。
どんな言葉を自分の中に入れるか。
それらすべてが、少しずつ自分を変えていく。
だったら、「私はこういう人間だから」と自分を固定するよりも
「今の私は、どんな影響を受け取ったら、どんな方向へ変化していくだろう?」
と考えてみたいなと思う。
影響されない自分を作るのではなく。
影響を知り、影響を選び、影響を使って、自分の変化をつくっていく。
「あるのは、接点だけ」ならば
その接点で何が起こるかは、相手や世界に一方的に委ねられているわけではない。
私もまた、その接点に何を持ち込む(あるいは接触させる)かを選べる。
どんな人と会うか。
どんな場所に行くか。
何を聴くか。
何を見るか。
何を感じたいか。
そして、そこからどんな自分になっていくのか。
私は、影響を受けるだけの存在ではなく、
影響を選び、影響を扱い、その影響によって自分と世界の接点を変えていく存在でもある。


