一年に一度 同和人権問題について研修を受ける機会があります。

 

多くの方が部落差別や同和問題などのことは、聞いたことが有るかも知れません。

既にご存じな方もいらっしゃるかと思いますが、改めて問題定義をしたいと思います。

 

 

☆ 同和問題は日本固有の問題です。

 

起源はさまざまな説がありますが、日本社会が発展する過程において、

政治や経済の仕組みの中で政策的に作られたもので、一部の人達が社会的、

経済的、文化的に低い地位に置かれ様々な面で差別を受けてきました。

 

 

明治4年には差別的な呼称や身分の廃止などを記した 「解放令」が発布され、

差別身分とされた人々が制度上は平民と位置づけられました。

 

 

昭和22年には 日本国憲法が施行され

「すべての国民は、法の下に平等であって、差別されない」

と謳われました。

しかし、人々の差別意識は依然として消えず、劣悪な環境のまま放置され、教育を受ける機会も

奪われ、さらには結婚差別や就職差別もあり、生活は困窮していきました。

 

 

平成28年には 「部落差別解消推進法」が施行され

部落差別のない社会の実現を目的に施行されました。

 

 

しかし、既に法は整備されているのに、周りを見渡したら如何でしょうか?

全ての国民は平等である はずなのに…

 

インターネットやテレビの中では、誹謗中傷のオンパレード、そして格差社会

(全てがそうではありませんが…)

 

 

では、誹謗中傷する人は なぜ 残酷な事をするのか?

インターネットは言いっぱなし、書きっぱなし。

一方通行で顔がわからないから なのです。

 

 

こんな事を言う人がいます。

格差社会において、 「負け組」 というレッテルを貼られたしまった人が、

ネットの中では 「勝ち組」になれる。

 

女性への差別、障害者への差別、外国人への差別

 

優劣をつけて、軽蔑して差別をする。

 

 

『違い』 は自然に有るものではなくて、

政治や経済の仕組みの中で、政策的に作られたものです。

 

そう!人間によって作られたのです。

 

☆人間によって作られた物は、人間の手によって解消されるはず!

 

 

そんな努力が自分たちに求められているのではないでしょうか?

 

人権はお互いの 「個性を尊重」することによって守られていくものだと思います。

    

 

約9割の方が 人権を尊重することは大切だと感じています。

 

約2割の方が、無関心、寝た子を起こすな と思っているようです。

 

 

「正しく学び」 「正しく知る」ことが益々大切になっていきます。

 

 

 

そして、コロナ禍の時代

コロナは誰にでも罹る病気です。

 

しかし、ネットでは激しい誹謗中傷が飛び交い

犯人捜しに血眼です。

 

 

コロナ差別にコロナ引越し

 

匿名からの電話やメール 石を投げられたりと、

もう、その土地に住めなくなる方もいらっしゃいます。

 

 

行き過ぎた行動を制御出来るのは、

「政治や経済の中で、人によって作られたと知ること。」

 

正しく知ること。

 

 

そーは 言ってもさー!

じゃー どうしたらいいのさ!!

ってことです。

 

 

今日はお釈迦様からの言葉を引用します。

 

 

『ぶつけられた屈辱、怒り、売られた喧嘩を買うと?』

 

「バラモンよ、屈辱する人に屈辱を返す人、怒る人に怒りを返す人、喧嘩を売る人に喧嘩を買う人。

屈辱はその人の物になる。」

 

 

お釈迦様の考えは 屈辱されても、怒りをぶつけられても、喧嘩を売られても

これに応えてはならない。

応えれば、屈辱 怒り 喧嘩は自らのものとなり、自らの心が汚れ相手との間は邪悪な炎が益々燃え盛る。

 

簡単に言うと

相手の投げてきた負の感情を受け取らなければ、まわって

あなたと奥さんと子供が受け取ることになる とおっしゃたのです。

 

 

それを聞いてバラモンは 自らの愚かさを知ったとさ。

 

 

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