『消化管は泣いています』(内藤裕二著)によると、
腸内フローラと過敏性腸症候群(IBS)には、密接な関連があり、
IBSの腸内フローラは、健康な人の腸内フローラとは異なる構成だそうです。
フローラとは花畑の意味で、腸内細菌の集まりが花畑に見えることから、
腸内フローラと言われています。
腸内フローラは、個人の免疫システムが構築される3~5歳までの環境要因の影響が大きく、
遺伝的要因、食習慣も含めた環境要因によって、幼児期以降に構築されるそうです。
最近、自分を含めて幼児期からIBSを発症しているケースが多いと感じていますが、
その感覚を裏付けていますね。
IBSの下痢型はトイレの回数が増えることで、とてもQOL(生活の質)が低い病気です。
狭い空間、乗り物の中、授業や会議など、
トイレが制限される環境ほど、お腹の調子が悪くなります。
腸内フローラは一度、構築されると短期的には変化しにくく、改善には少し時間がかかりますが、
食事で腸内環境を改善することが出来ます。
胃腸の調子が悪いと、
食べることを躊躇しがちですが、胃腸の不調は薬だけではよくなりません。
食べないと胃腸の動きが悪くなってしまうので、食べて、鍛えることが大切です。
おすすめはごはんと味噌汁を基本とした食事です。
お米には、ストレスを撃退するセロトニンを増やすトリプトファンも含まれているので、
お米を食べることは、心の安定にも繋がります。
たんぱく質や脂質が多すぎると腸内環境が悪くなるので、
おかずを控えめにすることが改善のポイントです。

