セールストークに騙されないで

 

週刊新潮 2024年8月15・22日号掲載

特集「だから『殺処分』はなくならない 

ペット業界大手

『ペッツファースト』

『プリペット』の法令違反疑惑」より

 

全国に79店舗のペットショップを展開している他、

ペット関連の雑貨、

フードの小売事業に加え、

動物病院まで運営する

大手ペット関連企業で

直近の年商は約140億円。

 

「ペッツファーストが

法令違反を犯している疑いがある」、

すなわち、

8週齢以下のペットを展示・販売している疑いがある

 

 

 

 

 

 

 

繰り返されるセールストーク

 

「今日連れて帰れます」

 

「迎えたほうがいいです」

 

「逆に何が(買わない)理由ですか?

 理由がないと思うんですけど」

 

ペット不可の物件に住んでいる旨を告げても

「出会っちゃったら

絶対お迎えしたほうが絶対後悔ないです。

 

「最終的にワンちゃんって勢いなんですよ。・・・」

 

「気に入ってるんだったら

早く決めたほうがいいです。生き物だから。・・・」

 

 

「飼ってはいけない人たちに

無理やり売りつける仕組み」

 

8週齢以下の可能性がある子犬

あまりに愛らしいその姿、

運命の出会いを強調する店員……

 

「飼育放棄につながる」

 

「購入した時のプラスのイメージが大きい分、

飼うのが大変だったり、

懐かなかったりした時、

マイナスもまた強くなりやすい。・・・」

 

「日本の殺処分の一番の構造的な要因」

 

「どんな犬も成長して

だんだん大きくなるので

“こんなはずじゃなかった”となる。

これが日本の殺処分の一番の構造的な要因です」

 

「虚弱体質になりやすい」

 

あまりに幼い段階で母犬から引き離され

市場に出されると、

健康に成長できない恐れがあります。

食欲がなかったり、

下痢を頻繁に起こすこともあります。

病気がちだったり、

無駄ぼえやかみ癖があったりすると、

飼い主に“飼いにくい”と思われ、

飼育放棄される恐れが増します