朝日酒造「久保田 千寿」「久保田 萬寿」シリーズを愉しむ特別会席ディナーイベントにお招きいただきました。
今回のテーマは 🌸お花見🌸
「「久保田 千寿」「久保田 萬寿」」の渡邊 雄二郎料理長が作った桜を随所に散りばめたお料理と、
「久保田 千寿」「久保田 萬寿」のマリアージュを愉しむという素敵な会でした。
※お写真は朝日酒造様よりご提供いただきました
1830年創業の朝日酒造において、1985年にリリースされるやいなや大人気になった朝日酒造を代表する銘柄だけあり、常に食卓に寄り添いまた進化してきたブランドです。すべてにおいて品質本位、そしてお客様本位であることをポリシーとしています。
初めて「久保田」に出会った時、「これは貴重なお酒なんだよ〜」と上司だったか・・バイト先の方だったか・・・。言われたことがありますが、もはや誰もが知っている日本酒銘柄のひとつではないでしようか。
現在「久保田」は17種の銘柄のラインナップですが、「千寿」は4種、「萬寿」は3種あります。
今回いただいたのは、こちらの5種
🔸久保田 千寿シリーズ : 千寿・純米吟醸
🔸久保田 萬寿シリーズ : 萬寿・無濾過生原酒・自社酵母仕込
量販店で購入できる身近なお酒から、この季節にしかいただけない希少なものまで
いただくことができました。ラベルはさまざまなデザインがあるんですね。
▼インスタグラムのリールでもご紹介していますので是非見てみてくださいね▼

赤坂の繁華街を離れた住宅街にひっそりと佇む「赤坂 渡なべ」。新潟出身の店主、渡邊雄二郎氏は、「津やま」で修業後「新ばし金田中」を経て2018年に独立。かわいい仏様像みたいでありがたいオーラに溢れていますが、ミシュラン東京2024・2025の“セレクテッドレストラン”に2年連続で選ばれた和食店で、その実力も認められた名店。
今回は、酒匠でありJSA SAKE DIPLOMA認定資格を保有する佐藤 厚一郎氏によるペアリング。お燗をこよなく愛し、日本酒への深い愛情を持って、国内外でその魅力を伝える活動を行っています。日本ガストロノミー協会の理事を務め、多くのレストランやシェフと連携してSAKEの新たな可能性を広げることに尽力されています。
2月後半にリリースされ期間限定のこの季節にしか飲めない「久保田 萬寿 無濾過生原酒」のソーダ割からスタートです。日本酒をソーダで割るの?と思った方もいらっしゃると思いますが、無濾過生原酒はアルコール度数17%とちょっと高め。味わいも濃厚なので、ちょっとソーダで割ったりしてもいい感じ。桜の花びらを入れると、桜色の華やかな色合いになりますね。ホムパでも真似できそうなアイディアですね。
乾杯の後は、まさに一期一会、桜の宴にふさわしい前肴からのスタートです。
酒のアテにふさわしい前肴は、桜の小枝とともに旬の要素が満載。こちらは「久保田 千寿 純米吟醸」でいただきました。春の苦みと甘さに寄り添うペアリングでした。
渡邊大将は新潟村上市ご出身。新潟を代表する日本酒企画にもピッタリですが、トレードマークは白衣と蝶ネクタイ。とにかくカウンターが明るく楽しいわけで、終始笑いっぱなし。大胆かつ繊細。丁寧に作り込まれた料理は酒ともよく合う。私もすかり大将の魅力に引き込まれました。是非一度、渡邊劇場を体験されてみてください。
前肴は、ひさご盆に盛り付けられ、まさに「春爛漫」。鹿児島産筍と明石の蛸の柔ら煮、木の芽味噌、ドライいちじくのちーず寄せ、あん肝と奈良漬・のし梅の最中、稚鮎の天ぷら、だし巻き卵あおさ餡かけ、海老真丈・芽キャベツ鰹の酒盗と卵黄ソース・ゆり根の団子百合根添え、そら豆を甘く炊いて久保田和の酒粕和え、そして面白いのが、ハッピー田楽!!ハッピーターンは亀田製菓という新潟の米菓メーカーの代表的なせんべいですが、田楽味噌と木の芽を添えるというバカウケ的な(あっ、こっちはライバルの栗山米菓の商品だった)、新潟人しか思いつかないおつまみかと思います!美しく本格的な料理の中に、ちょっとクスッと笑ってしまったアテも楽しい。
名物"からすみドリア"も登場しました。実は初めたっぷりかかりすぎて、荒く削った鰹節か!?と思ったんですが、じーっと見たらひゃあ~んからすみじゃん!!とびっくり。しかも米粉で作ったホワイトソースが使われたり、湯葉が入っています。唐墨の独特の香りと味わいは日本酒に合うのは間違いないですが、これは「久保田 萬寿(燗)・久保田 萬寿 無濾過生原酒・自社酵母仕込」というこの時期だけ3種揃う、贅沢な名物と季節限定の今しかできないペアリングとなりました。まさに一期一会。
定番"ごま和え"は必ずコースに含まれているそうですが、今回は春ごぼう豆腐で木の芽と共に登場しました。大将がごまをすり鉢で擦っているいる間、いい香りがしてきました。胡麻は擦り流しに使われ、また上からも煎りたて擦りたてがたっぷりかかっていました。胡麻は風味が強いので合わせるのが難しいのではないかと思いますが、香ばしい味わいによく合う「久保田 千寿 純米吟醸」と佐藤さんのペアリング。
若芽豆腐 筍 桜花 大根 青ふき 花弁柚子 木の芽には「久保田 千寿」
お椀の蓋を開けると出汁の良い香りがして、うっとり〜。しかしそれだけではありません。澄んだ出しの中には美しい桜の演出にまた惚れ惚れ。更にお椀の裏には東京タワーが描かれている「東京た椀❤️」と可愛らしい。そして久保田を口に含むと、出汁の味が更にふくよかになるという、目の前は楽しいハプニング。テンション上がるペアリングでした。「久保田 千寿」は食事の邪魔をしない日本酒で、これは是非食中酒として自宅でも楽みたいお酒。お値段もお手常備しておきたい「久保田」ですね。
造里は2種出てくる贅沢バージョン。それぞれがそれぞれの「久保田 萬寿」と共に♪
石鯛 春キャベツ くずし琥珀 山葵 酢橘 防風 「久保田 萬寿 無濾過生原酒」
放血神経じめにした石鯛は1週間ほど寝かせ、じんわり旨みが溢れる刺身に。お醤油のジュレで柔らかな味わいと春きゃべつの甘さが、 「久保田 萬寿 無濾過生原酒」の柔らかな味わいとよくマッチしていました。是非酢橘を絞っていただくと更に楽しい味わいに。
貝盛り 平貝 タラの芽 ワラビ 酢取蓮根 青白アスパラ 紅芯大根 辛子 酢味噌柚子
「久保田 萬寿 自社酵母仕込」
お椀とこのお料理のペアリングが一番ぐぐっときました。「久保田 萬寿 自社酵母仕込」は重層的で複雑な味わいを持つエレガントなお酒ですが、酢味噌と合うんですよ。しかも平貝の甘味も存分に引きただしてくれる。貝の酢味噌和えがあったら、確実に「久保田 萬寿 自社酵母仕込」を合わせるべしという素晴らしいペアリングでした。
酢味噌に合うならマヨネーズにも合うの?と聞いたら、実はこの相性も抜群だそうで、ええーーー、「久保田」とマヨネーズが合うというびっくりネタもゲットしまし!!
金目鯛 松笠焼き 葉ごぼう きんぴら「久保田 千寿 純米吟醸」
胡麻和えにも合わせた「久保田 千寿 純米吟醸」ですが、やはり香ばしい味わいによく合うようです。金目鯛はしっかりした味わいに皮はパリッと松笠焼きに。
桜鱒フライ べったら タルタルソース レモン「久保田 萬寿 自社酵母仕込」
桜鱒は少し半生に仕上げてあり、衣は薄付きで流石の火入れでした。実は桜鱒の下にタルタルが仕込まれているんですが、卵の乳化した味わいなんでしょうか。それとも酸なのかな・・・。あ、やっぱりマヨネーズ!!と先ほどのお話に続くわけですが、これまた「久保田 萬寿 自社酵母仕込」が良く合うから不思議です。
甘鯛 道明寺 桜もち 桜花「久保田 萬寿(燗)」
佐藤さん曰く、温かい料理には燗という一つの鉄則のようなものがあり、からすみドリアでもそうでしたが、温かい餡のかかった道明寺にも燗を合わせていくました。
新潟県産関川村産コシヒカリは、羽釜で焚かれた絶品。蓋を開けた瞬間の、この湯気にノックアウト。共に香る甘い香りもご馳走です。「赤坂 渡なべ」のカウンターはいやはや本当に賑やかで華やかで楽しく、私の友人が足繁く通っていますが納得です。
関川村産コシヒカリ メジマグロ漬け 行者にんにく 留椀 香胡 瓜花山葵赤かぶら「久保田 千寿」
佐藤さん曰く、日本酒と米は合わない言います。私も調べたらそのようなご意見も見かけましたが、ここに合わせたご飯の共との相性でその味わいはグンっと広がりを見せてくれました。炊き立ての美味しいご飯はそのまま食べても美味ですが、漬けのマグロを、そして卵を絡めていただくと、この「久保田 千寿」が活きてくる。やはり〆は、側におきたい「久保田 千寿」を合わせてペアリングが終了しました。
アダルトカステラ 酒粕汁粉 桜花
久保田の酒粕が入ったデザートでした。アダルトカステラって何よ、と思ったのですが、大人のカステラなわけで自宅でその風味を楽しみながらいただきました。
いろいろ久保田をペアリングしながら楽しませていただきましたが、私は「久保田 萬寿 自社酵母仕込」がいたくお気に入り。米は五百万石を使っているそですが、なんと40%まで磨いているそうです。自社酵母というのは自社開発の酵母で仕込まれていますが、もちろん畑も自社畑。酒米、精米、そして酵母にまでこだわりにこだわったスペシャルな萬寿です。是非特別な日に、味わって欲しいお酒でした。
素晴らしいお料理とお酒をどっぷり楽しんだ特別ディナーでした。朝日酒造では年に何度かこのようなペアリングイベントをされいていて、今回が3回目。定期的にイベントも開催されているようなので、ホームページやインスタグラムなども是非チェックしてみてくだいね。
東京都港区赤坂2-17-59 エスポワール赤坂 2F
03-6426-5872
月曜定休

























