この小説は綾辻行人のデビュー作です。

十角形の奇妙な館が建つ孤島角島を舞台に、そこに訪れた大学ミステリ研の七人が次々と殺されて行くと言う物語です。

一人ずつ殺されていく中で、生き残った彼らは、他人を疑い合い恐怖に晒されていきます。

この辺の描写はスリルがあって面白かった!

ただ犯人が意外と早くわかってしまったのが、個人的には残念でした。それと動機がイマイチでそれで六人も殺しちゃったの?と言う感じです。

物語的にも十角館が炎上し、五人が他殺一人が自殺と言う結果で終わってしまったので、あっけない終わり方でした。

ただこの小説を書いたのは著者が二十二歳の大学生の時だったそうですから、凄いと言えば凄いですね。

最後の最後でどんでん返しがあるのですが、それにはビックリしました。人を裁くのはやはり人なのかと思いました。

館シリーズが出てるそうなので、又読んでみたいと思います。