「具のたくさん入ったオムレツや,美しい形の煮物,天ぷら,そういったものを作れるようになるまではかなりかかった。私のネックは性格のがさつさにあって,ちゃんとした料理にそのことがあれほどマイナスになるとは考えてもみなかったことだった。温度が上がり切るのをちょっと待てなかったりとか,水気が全部切れるより前に作ってしまったり,そんなささいな,と思うことが結果の色や形にきちんと反映して,びっくりした。」
よしもとばなな『満月ーキッチン2』 より
ご飯を作ると,本当にそうだなと思わされます.
特に私の場合は,切り方です.
その料理,煮物,焼物,炒めもの,サラダなど,それぞれに適した切り方があって,大きさも揃えて初めて火の通りも均一でちょうどよくできあがるのですが,これがなかなか難しいf^_^;
でもそうやって気持ちも整えて丁寧に作ったものには,みかげでなくても魂のかけらが入るだろうなあと思ったりします.
それが,食べる人の生きる力になったりするのかも.
つくること.
その人のことを思って.