- 美人画報 ワンダー/安野 モヨコ
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うーん,もう10年以上まえの本になるのね

この本,好きでした.(わりとテンション高いんだけど)
単行本化のまえがきで,
美しいものはいい.そして美しいものは身近にあふれている.
きらきらのスワロのビーズ,じょうろでつくれる虹….
美しくないものに気持ちを向けている場合ではないのだ!!
みんな美の戦士になりましょう!!
みたいな,ことが書かれてました.
これもぐっときました.
中身も,素敵な小物やちょっとしたかわいいもの,女子のお買いもの,洗顔,ネイル,ストレス解消法などなどいろいろありますが,一番好きなのが
花
をテーマにした回.
お花はなんでこんなに美しいのか,造形や色を眺めているだけで軽く2,3時間とべる,うっとりできる

眺めれば眺めるほど繊細なつくりで飽きないし.お部屋にお花があると和む.とかそんな話題だったと思います.
ぐったりした花束を水にいけて,帰ってきたらお花がピン!となっていて,思わずニコニコしてしまった,とか.
毎回イラスト付きで,この回はラナンキュラスが描いてありましたねえ.
(内容が過去形なのは,既に手元になくなってしまったからです)
これはほんとにぐっときた.
超絶忙しいはずの漫画家さんなのに,
花を眺めるだけでかるく2,3時間.
それだけ,花の「うつくしさ」に,ディテールまで含めて,ハマってる.
この集中力.
あーすごいなあでもそうよねわかるわあ,という感じで全力でうなづいていました.
ハマるのにも集中力がいるとおもう.ほんとに好きなものに対してはもちろん,おのずから湧いてくるのですが,時間をかけてじっくり,矯めつ眇めつ眺め,うっとりして,花弁のちょっとした濃淡や葉の厚み形,香りに自分を預けてハマるのですね.入り込むというか.
そこに時間をかけるいとしさ.
石も同じで,いろんな角度からいろんなふうに眺めて飽きず,じっくりハマる時間がいるものだなあと思います.
なんとなく,そうやって初めて,気持ちというか,同調していくのかなと思ったりします.
しあわせ時間.
それにしても,植物ってなんであんなにきちんと対象形でつくられるのでしょう.
- 美人画報ワンダー (講談社文庫)/講談社
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豆カレー,肉なしぎょうざ,長ネギのスープとかかなり私のツボな料理もイラストで紹介されてました.
10年経っても,基本のところは揺るがず,美へのテンションが上がるので,今でも女子は読むといいよ!
ちなみにVOCE連載をまとめた単行本全3冊のうちの3冊目です.