以前から教室にお越し下さる方からの嬉しいご依頼。
「赤ちゃん用のクリームをレッスンして欲しい」
おおっ、了解で~す

アロマコスメは「新しい材料を常に揃えておく」のが大変なので
現在はレッスンメニューからはずしてしまったのですが、
いつもお越し下さる方からの「カスタムレッスン」は
ご相談の上、承っています。
今回はレシピも、新しくカスタムしたスペシャルヴァージョンで考えます。
ベビーバーム

「赤ちゃん用」なので、精油・みつろうは無し。
出来れば乳化剤も使いたくないというお題で考えました。
正確には「軟膏」になるかな。
「ベビーバーム」とかいうと、ちょっと格好いいカモ

手に取ると「ふわぁ~」ととろける感じを出したいので
精製シアバターは、絶対に入れたいところです。
シアバターだけだと「固くて手に取るのが大変」ですから
液体のオイルも配合します。
使うオイルは何にしよう?
精油を入れられないので、変質しにくいものがいいなぁ。
赤ちゃん用なので、もちろん刺激が少ないもの。
AEAJ(日本アロマ環境協会)では、
「インストラクター」の「基材」で学ぶ部分ですね。
あなたなら、たくさんのオイルの中から、なにを選びますか?
今日はわたくしの場合の「レシピの組み方」を
ちょっとだけお教えしちゃいます。
まずは「いくつかのオイルの候補」をあげてから
「市販のベビーバーム」に配合されている成分をチェック

「ふん、ふん、なるほど~。やっぱりコレとコレだよねぇ。」
手持ちのカタログ類や webから
プロフェッショナルであるメーカーさんは、
どんなものを入れているのか確認します。
「全成分表示の恩恵」が最大に生かせる場面でもありますね

いくつかのオーガニック系メーカーさんが配合しているものと
自分が候補として選んだものは、ほぼ一致してしていて、ほっ

ここでのポイントは
「自分で候補をあげてから、メーカーさんの成分を見る」です。
先にメーカーさんの成分を見てしまうと
「自分で考える力」がいつまで経っても育ちませんよ。
市販品は「品質の長期安定」も大切ですので
たいていの場合は、いろいろな成分が複雑に処方されています。
手づくりで「そっくりそのまま、真似する」ことは、まず不可能ですし
「見慣れない成分名」がズラリと並んでいると、
何を選んでいいのか戸惑ってしまう方も多いようです。
手づくりの基本は
・(取り扱い・腐敗を含めて)安全であること
・余分なものは入れない
・必要なものだけを選ぶ
ですので「今必要なものは何か?」を中心に考えるといいですね。
このあたりが、市販品とは大きく異なるところだと思います。
普段から、「いろんなものの成分」を見ておくこと
わからないものは、原料・成分辞典などでまめに調べておくと
戸惑いもあまりないですよ。
こうやって、使う材料を決めていきます。
次は、作り方と配合バランスを・・・
今回は乳化剤を使わず、油性の材料だけなので比較的簡単です。
油(常温で液状)と脂(固形)の配合バランスを考えればOK。
ここで登場するのは「過去のレシピ」
・この時は、ちょっと固かった
・これはちょっと油が多くて柔らかかった
・これはベストバランス
今まで作ったものの配合を見比べて、割合(%)で換算します。
使う材料と季節を加味して、なにをどれだけ配合するのかを考えます。
複数のオイルを配合する場合も、ここで配分割合を決めて行きます。
AとBを1:1とか、CとDを3:2とか、割合で振り分けた方が考えやすいですよ。
配分ができたら、割合(%)をグラム換算すれば、レシピ完成です。
必要であれば、大さじ、小さじなど、容量(mL)換算もしておきます。
※ご存じだとは思いますが念のため・・・
油脂は、大さじ1杯(15mL)で約10gですよ。
「オリジナルレシピが上手く出来ない」という方に多いのが
容量でレシピを組んでいること。
化粧水など液体のものを作る時は、容量でもいいのですが
シアバター・みつろうなど、固形のものを容量で取ろうすると、
手加減やすくい方で、かなりの誤差が出てきます。
配合の割合が見えにくいので、増減の見当も付けにくいですしね。
「小さじ1杯で柔らかかったから、小さじ2杯にしたら固すぎた」
ってところでしょうか?
割合でレシピを組めば
「5%で柔らかかったから、今度は8%でやってみよう」など
比較的細かく配分ができますし
総重量30gのレシピを50gに変更など、後からのアレンジもしやすいです。
こんな風に考えたカスタムレシピ

気に入っていただけるといいなぁ。
ご依頼下さったYさん、ベビーバームはバッチリ完成していますよ。
石けんにプラスするカスタムレッスン

どうぞ、楽しみになさっていて下さいね。
[とろとろ美容液_キットをアレンジして♪] に続きます。
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レシピの組み方をもっと詳しく知りたい方へ
[カリキュラムを作ろう] のレッスンで、ご要望にお応えいたします。
作りたい「レシピの概要」をお知らせくださいな。
「カリキュラムの組み方」をカットして
あなたのためのカスタムレッスン「レシピの作り方」をお教えいたします。