発達障害・グレーゾーン

子どもの困った行動をおうちで解決!

 

おうち療育アドバイザー浜田悦子です。 

 

こんにちは。

 

 

今日は、

” 子どものために頑張っているのにうまくいかないこと ” に

申込んでいただいたお悩みにお答えします。

 

 

 

■お子さんの年齢(学年): 9歳 新4年生


■困っている行動や悩み:

  • 朝起きて、すぐゲームをする。
  • 着替えを出しても着替える順番が分からない。
  • 歯磨きを促すとするけど、顔を洗わない。
  • 食事の時に、何度声かけしても左手で食器を持たない。


やらないといけない宿題など、

後回しにして、自分の欲望を優先する。
遊びや、ゲームなど。


宿題をする時は既に疲れているので、

わからーん!と大声で泣き叫ぶ。


何が分からないのか?

質問しても、分からんもんは、分からん❗️と返事する。


お稽古も振替授業を入れようとすると、

あれもこれも出来ない!と言って、

なかなか予定を入れられない。
 

私が独断で予定を入れると、

勝手に入れて!俺は聞いてないからいかん!と、キレる。


詳しく説明しようもすると、

ママが色々言いすぎて、

頭の中がグチャグチャになる!と、言われました。

 

上記は、旦那も全く同じです。

 

旦那に私が何か家庭内でのトラブルなど伝えると、

イライラし、ポンポン言いやがって〜❗️と、いつもブチ切れていました。


特性の事を知ってから、

話についていけないんだ、

頭の中混乱するのだと分かると、

なんでイライラしていたのか分かりました。
 

 

でも、会話をするという感じにはならず、

言葉のキャッチボールは出来ません。

 

まだまだあります。

 

■困っている悩みや行動に対しての現在の対処法:

事前に振替授業の話を何度も伝える。
どうしても対応出来ない時は、諦める。


■現在の対応についてのお子さんの様子・反応:

イライラしています。
また今度!と何度も問題を先送りにします。
理由は、ママが悪いから。
ママが自慢したいからやろ?と言います。
 

 

■どのくらいの期間、その対処法をしていますか?:

ずっと以前から。三年。
 

 

■ご不明な点等ございましたらこちらへどうぞ:

分からん!いうたら分からん!のやー。
これに、何と言えばいいですか?

 


何がどのように分からないのか?
こちらにも伝わって来ませんから、答えようがありません。
ギャーギャー泣かれたら、育児ノイローゼになります。


旦那は、自分も同じなので男は皆んなそうだと言います。
明らかに男が全部こんな人ではありません。
旦那のいうことは、変です。

 

 

**ここまで**

 

 

3年前からこの状態は辛いですよね・・・

 

 

着替えもハミガキも食事も

毎日のことなので、

これが日常のパターンになっている可能性があります。

 

 

 

忙しい朝や毎日がこの状態だと

とても大変ですが、

この相談内容にたくさんのヒントが見えます。

 

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

 

 

まず、困っている行動や悩みですが・・・

  • 朝起きて、すぐゲームをする。
  • 着替えを出しても着替える順番が分からない。
  • 歯磨きを促すとするけど、顔を洗わない。
  • 食事の時に、何度声かけしても左手で食器を持たない。

 

というのがあります。

 

 

これだけでも、

朝何度も注意していることになります。

 

 

 

朝起きてゲームをする

 

朝起きてゲームをするということについてですが、

本当はゲームではなく、何をしてほしいですか?

 

 

 

ゲームが好きだから、

朝起きてゲームをするということも

もちろん考えられますが(うちもそうです)

ゲームの他に、

” 何をしたらいいのか?わからない ” 

ということも考えられます。

 

 

 

 

わたし自身、暇になるとすぐスマホを手にしてしまいます。

 

 

アメブロにFacebookに、インスタに、Twitterに、note。

 

いつもどこかのアプリを押してしまいます。

 

 

発達凸凹のお子さんにとって、

暇な時間ほど苦痛のことはありません。

 

 

 ” やること ” を視覚的に(目に見える形で)提示する

(口頭ではなく、視覚的に)

という方法ことが、ひとつの解決策になります。

 

 

 

ただ、これが日常化している場合は、

なかなか難しいと思います。

 

 

 

そんな時は、スモールステップも取り入れていきましょう。

 

 

ゲームをしていいけど、時間を短くしていく。

というのはいかがでしょうか?

 

 

また、

朝起きてゲームをしてほしくない理由は何でしょう?

 

 

  • ダラダラしてしまうから
  • 朝の準備に取り掛かれないから
  • 朝からゲームなんてしてほしくないから
 
色々な気持ちがありますよね。
 
 
 
わたしも、以前は朝からゲームをするなんて!と
思っていました。
 
 
朝から自分の好きなことをして
ダラダラしているように見えていたし、
ゲームなんて意味ないとも思っていました。
 
 
でも、むすこにゲームは
” 頑張れるステップ ”だということがわかりました。
 
 
 
うちの子は、刺激に弱く
学校が好きではないので
(登園拒否を経験しています)
朝、自分の好きなゲームをすることで、
心の準備をしているのだと捉えることにしました。
 
 
 
もちろん、やることをやらないと怒りますし、
学校に遅刻したら、帰宅してもゲーム禁止という
浜田家のルールは設定しています。
 
 
 
お互いの落としどころを見つける、
ということもイライラしないコツです。
 

 

着替えを出しても着替える順番が分からない

 

次に、

着替えを出しても着替える順番が分からない

ということについてですが、

これは、こちらを参考になさってください。

 

 

6歳 身辺自立(着替え)のお悩み別対処法

 

 

この中に、

ボーっとしている子の対処法②

という記事があります。

 

 

 

ボーっとしていてもしていなくても、

要するに、

視覚的に(目に見える形で)指示を出してあげてください。

 

 

 

こちらのお悩みには、共通点があります。

 

 

 

それは、

” 口頭で伝えている ”

ということなんですね。

 

 

 

口頭で、言葉で伝えることが

決して悪いということではありません。

 

 

 

ですが、何度も色々なケースで

口頭で言われると、

どうしても混乱してしまうお子さんがいます。

 

 

 

実際に、

ーーーーーーーーー

詳しく説明しようもすると、

ママが色々言いすぎて、

頭の中がグチャグチャになる!と、言われました。

ーーーーーーーーー

 

と、お子さんが言っているということは、

口頭でどんなに伝えても伝わらない、ということになります。

 

 

もちろん、伝わる方法がない訳ではないと思うんです。

 

 

ただ、こちらのお子さんは

口頭よりも目に見える形で指示を出す方が

入っていくのでは?と、感じました。

 

 

 

目に見える形でというのは、

いわゆる絵カードだったり、手順表です。

 

 

 

ママにとってはとても面倒だと思われる方も

いらっしゃるかもしれません。

 

 

 

絵カードと考えると構えてしまいますが、

まずは付箋をつかって

試してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

歯磨きを促すとするけど、顔を洗わない

 

もしかしたら、お子さんは

刺激に敏感で、

感覚過敏のあったり、

不器用なお子さんではありませんか?

 

 

 

顔に水がついたり

水やお湯の温度に敏感で

顔を洗うことが苦手だったり、

 

不器用で顔を洗った後に

洋服が濡れたり、

洗面所がびちゃびちゃになって怒られる・・・

なんてことはないでしょうか?

 

 

 

このようなことがあると、

失敗体験ばかりが積み重なってしまうので

どうしても行動に移ることが難しくなってしまうのです。

 

 

 

ちなみに、

うちのむすこは感覚過敏で不器用なんですね。

 

今度、小学5年生になりますが、

今でも 顔を洗うではなく

” 濡れタオルで顔を拭く ” 

というサポートをしています。

(濡れタオルはわたしが準備)

 

 

とりあえず、

  • ひとりで準備してほしい
  • 毎朝ガミガミ言いたくない
という時は、代替行動を考えてみることもオススメです。

 

 

 

 

食事の時に、何度声かけしても左手で食器を持たない

 

気になりますよね~。。

 

 

 

気になることですが、

声かけしてもできない理由があるのかもしれません。

 

 

 

上にも書きましたが、

お子さんは不器用なお子さんではありませんか?

 

 

 

もし、不器用なお子さんの場合は

ご飯を食べるという行為自体が

本人にとってハードルが高い課題になっている可能性があります。

 

 

 

 

お茶碗を持つようにするために

 

  • 不器用さがあるか?
  • お茶碗を持たない時、左手はどこにあるか?
  • 添えることはできるか?
  • 適切な行動(お茶碗を持つ)を理解しているか?
 
観察してみてください。
 
 
発達凸凹のお子さんの中には、
右手と左手や手を足を
スムーズに動かすことができないお子さんがいます。
 
 
 
それは、
甘えとか努力をしていないということではなく
子どもが抱えている特性です。
 
 

 

字を書くのが苦手だったり、

運動することが苦手だったり、

ご飯を食べる時にボロボロこぼしてしまったり・・・

 

 

 

そんなことがあるお子さんは、

注意深く観察していく必要があります。

 

 

 

また、

  • 適切な行動
  • 正しい行動
を本人が理解しているか?
確認していく必要もあります。
 
 
 
ママが、
食事の時はお茶碗を持ってほしいと思っていても

それが伝わっていない可能性があったり、

 

どうしてお茶碗を持たなくてはならないのか?

お子さんが疑問に持っていたり、

 

お茶碗を持つことで強化(ほめて)されないと

その行動は浸透していきません。

 

 

 

お茶碗をそもそも持たないから強化できない!

と思うかもしれません。

 

 

 

でも、もった瞬間を見逃さず、

本人が喜ぶ強化をしていかないと

行動は定着していかないのです。

 

 

 

 

もし、

お子さんに不器用さがあるのであれば

” お茶碗に手をそえる ” とか、

 

左手の行方を観察して

スモールステップにしてみることを試してみてください。

 

 

 

 

分からん!いうたら分からん!これに、何と言えばいいですか?

 

 

「 分からん!いうたら分からん!」

 

こんな風に言われたら、

 

「 分からないんだね 」

 

と、そのままオウム返ししましょう。

 

 

 

多分、本当にわからないのだと思います。

 

 

 

この対応をしてきて3年ということは

6歳の頃から、わかっていないということになります。

 

 

 

発達凸凹のお子さんは、

周りの子と比べて

二分の一、三分の一(二)の発達だと言われることもあります。

 

 

 

お子さんのすべての発達が

そうだとは限らないのですが、

例えば、耳からの指示が苦手で

半分だと仮定すると、

3歳、4歳の可能性があるということです。

 

 

 

 

 

” 分からない ” ことは、一生伸びないこと、ではありません。

 

 

お子さんが分かるように

指示をだすことや環境を見直すこと。

 

そして、育ちを待つことで

改善されていくことがあります。

 

 

 

また、

「 分からないんだね 」と、共感した後に

 

  • どこがわからない?
  • どうすれば分かる?
  • どうしてほしい?
 
と聞いてみましょう。
 
 
 
ママ自身も
ーーーーーーーーー

でも、会話をするという感じにはならず、

言葉のキャッチボールは出来ません。

ーーーーーーーーー

こんな風に書いています。

 

 

 

言葉を使って、

自分の気持ちを伝えることや

相手の言葉を自分の中に落とし込むことが

苦手な部分があるのかもしれません。

 

 

 

 

会話ができないお子さんは、

会話がしたくない訳ではありません。

 

 

 

 

上にあげた質問に答えられない場合は

選択肢を与えたりして

もっと丁寧に聞き出していくことが必要です。

 

 

 

 

また、

お子さんが考えている時に

さらに言葉をかけていませんか?

 

 

 

これ、わたしがしていたことなんですが・・・

むすこの返事を待ちながら

なかなか言葉が出てこないので

何度も質問したり、回答を急かしたりしていました。

 

 

 

わたしは、質問されたことに対して

すぐに答えを出したり、反応できるタイプなので

むすこが黙っていることに対して

無視されているように感じていました。

 

 

 

でも、ある時、

「 考えているんだよ!」 

と、言われたことがありました。

 

 

 

自分はこうだから、むすこもこうだろう。

と思い込んで、むすこのペースを

尊重してあげていなかったと反省した瞬間でした。

 

 

 

 

まとめ

 

今回のお悩みを見て、

特にやってほしいことは

  • 口頭ではなく、目に見える形でサポートする 
  • お子さんに不器用さがないか観察する

ことだと感じました。

 

 

 

やらなきゃいけない宿題も

お稽古の振り替えも、

わたしたちにとっては

” やること・やるべきこと ”です。

 

 

 

でも、自分の中に見通しを作ることができないお子さんにとっては

  • 急に
  • ママが
  • 決めた!
と受け取ってしまうことがあります。
 
 
 
言葉で伝えたとしても、
お子さんが忘れてしまうことも多く、
イライラにつながってしまうことも
少なくありません。
 
 
 
そのようなスケジュールも
一緒に考えて目に見えるように提示することで
お子さんに届きやすくなるかもしれません。
 
 
 
参考になさってください。

 

 

 

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