『六ヶ所村ラプソディー』~オフィシャルブログ -8ページ目
金沢にシネモンドという素敵な映画館があります。コミュニティシネマの先駆的な場所です。ここで是枝裕和監督の「大丈夫であるように cocco終わらない旅」の劇場公開があります。なんと、7日には監督が来てトークします。実を言うとこのトークのお相手を劇場にお声をかけていただいておりましたが、6ラプサミットの予定が入っていたので行けません。coccoが青森の少女から手紙をもらって六ヶ所を訪ねるシーンがあります。「知らなくて、ごめんなさい・・教えてくれてありがとう」
ほんとに今観ておきたい映画の一本です。ちょっと感想を書いてみました。
映画はcoccoという人間がまっすぐに心の真芯に届く
作品になっています。
ああ~~なんと繊細で傷つきやすくて、良く泣く女の子
なんだろう。もう成人した女性なんだけど彼女の魂は
透明な子供のままなんだもの。
それでも、生きること、他者の命の責任や痛みまで引き受けようと
いう姿勢やまなざし、そこから産み出される歌が心に沁み込んできます。
彼女が歌っているとき、彼女の身体は歌そのものになっている。
彼女が泣いているとき、その涙はこちらのほほもぬらす。
coccoという存在と同時代を生きている、そんな痛い幸せを
この映画は感じさせてくれました。
金沢に行ける人はぜひ、このチャンスを逃さないで下さいね。
チケットはまだまだ余っているそうです・・な、なんと・・kaam
今朝、家の周囲に停めてある車にうっすらと白い火山灰がかかっていました。これは浅間山から飛んできたのですね。私の家は町田ですから、ものすごい広範囲に灰が降り注いだことになりますね。
さて、
今日、2月2日六ヶ所村再処理工場の発表によると先日漏れたのと同じ場所からまた高レベル核廃液が漏れていたそうです。
http://www.jnfl.co.jp/daily-stat/topics/090202-recycle-b01.html
目下、プールには240立法メートルもの危険な高レベル核廃液が溜まっています。すみやかにこれをガラスに溶かし固めることができません。すると、この溶液は非常に危険な化学溶液と高い放射線と熱の三つで配管や容器の材質を劣化させていきます。世界中の再処理工場で事故が起きるのはここの部分です。溶液のまま保管することのリスクは高いのです。
ガラスに固めることができないため新しい技術をこれから開発するそうです。その予算の半分を経済産業省は出すそうです。70億円の税金がここに投入されることになります。これ以上、この工場でプルトニウムや高レベル核廃液を生産していくのが本当に国民のためになるのか?疑問は山積みです。
東奥日報の記事には
「鈴木達治郎東京大客員教授(原子力政策)は「米国は民主党政権になり、プルトニウムを取り出す核燃料サイクルに否定的な政策を打ち出す可能性もある。日本も使用済み燃料を一時的に保管する中間貯蔵施設をまず確保し、長期的には再処理せずに廃棄する直接処分も選択肢として考えるべきだ」と話す。」
http://rengetushin.at.webry.info/200902/article_1.html
工場は最低でも11兆円、後始末にかかります。これも私たちが払うのです。kama
明日、2月2日、上映後東中野ポレポレで「へばの」の監督、木村文洋さんとトークをします。「へばの」は青森県六ヶ所村を舞台にした劇映画です。
http://teamjudas.lomo.jp/
映画への推薦の言葉を書きました。
厳しい風土が北国の人間を豊かに育てるとしたら、
環境の危機は私たちの魂をどのように鍛えてくれるのだろう?
どこにも行けない、行かない、私たちはここしか生きる場所がないのだから。
折しも再処理工場では高レベル核廃液が漏れて、漏れたのは20リットルと発表されましたが、なんと実は全体で150リットルも漏れていて回収されたのはそのうち17リットル、それ以外が行方不明だというのです。どうも建家の中で蒸発してしまったようです。排気筒から排気されたようですが、どれだけ環境に出たかまだ解りません。フィルターでどれだけ防げたのか不明です。放射能の量はセシウムのみでも2400兆ベクレルとなり広島原爆が放出した量の21倍に相当します。なにせ見ることも近寄ることもできないので遠隔操作で処理しているようです・・。これはS.F.ではなく現実です。映画は好評で、初日は満員で入れない人もいたようです。ぜひ若い監督の描く六ヶ所の世界を観に来て下さい。kama
TUP速報はイラク戦争をきっかけに戦争と平和に関する情報をおよそ40人の
ボランティアで翻訳配信しています。許可をいただいて以下の翻訳情報を転載します。
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/
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TUP速報810号 イスラエルの戦争犯罪を告発するユダヤ教徒カウフマン卿の演説
ナチスの亡霊にとりつかれたようなイスラエル。目にあまるパレスチナ人虐殺の
惨状の数々。ホロコーストで家族を失ったユダヤ系英国人、ジェラルド・バー
ナード・カウフマン卿は、2009年1月15日、英国議会下院でガザの悲劇をナチス
による大量虐殺に喩える演説を行った。
(翻訳:宮前ゆかり/TUP)
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「ガザにいるパレスチナの祖母たちを虐殺するイスラエル兵士たちよ、ナチスに
殺された我が祖母の死を隠れ蓑にするな」
ジェラルド・カウフマン卿
私は正統派ユダヤ教徒として、そして、シオニストとして育てられました。我が
家の台所の棚には、ユダヤ民族基金のためのブリキの箱があって、そこに私たち
は小銭を入れてはパレスチナにユダヤ人の存在感を築いている開拓者たちを支援
していました。
私が初めてイスラエルを訪問したのは1961年で、そのあと行った回数は数え切れ
ません。イスラエルには家族がいましたし、今でもイスラエルに友達がいます。
その一人は1956年、1967年、そして1973年の戦争に従軍し、そのうち二回では、
負傷もしました。私が今身につけているタイピンは、その友人に与えられた従軍
勲章から作ったもので、彼から贈り物としてもらいました。
私は初代首相ダヴィド・ベン=グリオン以来、イスラエルの首相のほとんどと知
り合いです。ゴルダ・メイアは私の友人でしたし、将軍として1948年の独立戦争
のときにネゲブでイスラエル勝利を収めた副首相イガル・アロンも友人でした。
私の両親はポーランドから避難民として英国に来ました。両親の親族のほとんど
がその後ホロコーストでナチスに殺されました。祖母は、ナチスがスタシュフの
町に侵攻したとき、病床にありました。ドイツ軍兵士がベッドに伏せていた祖母
を撃ち殺しました。
祖母の死を、ガザにいるパレスチナの祖母たちを虐殺するイスラエル兵士の隠れ
蓑にしないでください。現在のイスラエル政府は、パレスチナの人々に対する殺
戮行為を正当化するために、ホロコーストにおけるユダヤ人虐殺に対し異教徒た
ちが抱き続けている罪の意識を冷酷かつ冷笑的に悪用しています。それは、ユダ
ヤ人の命は貴重であるが、パレスチナ人の命は価値がないとする視点を暗黙に示
唆しています。
2、3日前のスカイ・ニュース[訳注1]で、イスラエル軍のスポークスパーソンの
女性、レイボビッチ曹長が、イスラエル人がその時点で800人ものパレスチナ人
を殺していることについて質問を受けていました。ちなみに今の合計数は1000人
です。同曹長は即座に「そのうち500人は戦闘員です」と答えました。
それはナチスの兵士の答えそのものでした。ワルシャワ・ゲットーで命をかけて
戦っていたユダヤ人たちは、戦闘員だということで無視されたことでしょう。
イスラエル外相ツィピー・リブニは、ハマースはテロリスト組織なので、政府は
彼らとは交渉しないと主張しています。リブニ外相の父、エイタン・リブニは、
テロリスト組織であるイルグン・ツバイ・レウミの最高運営執行官で、エルサレ
ムのキング・ディビッド・ホテルの爆破を計画した人物です。その事件では4人
のユダヤ人を含む91人が殺され犠牲となりました。
イスラエルはユダヤ人のテロリズムから生まれました。ユダヤ人のテロリストた
ちは二人の英国人軍曹を縛り首にし、その死体に地雷爆弾を仕掛けました。イル
グンはテロリスト組織であるシュテルン・ギャングと一緒に、1948年にデイル・
ヤーシーンの村で254人のパレスチナ人の大虐殺[訳注2]を行いました。今日、
現在のイスラエル政府は、好ましい状況ならばファタハのパレスチナ大統領アッ
バースとの交渉に応じるつもりがあることを示唆しています。それは手遅れとい
うものです。彼らはファタハの前の指導者で私の友人でもあったヤーセル・アラ
ファトと交渉することもできたはずです。それなのに、イスラエル政府はラー
マッラーの掩蔽壕にアラファトを軟禁しました。私はその掩蔽壕まで彼を訪ねた
ものでした。
アラファトの死後、ファタハの権威が失墜したため、ハマースが2006年のパレス
チナの選挙で勝利を収めました。ハマースは非常に面倒な組織ですが、民主的に
選出され、パレスチナで力を持つ唯一の勢力です。ハマースをボイコットするこ
とは、私たちの政府によるボイコットも含めて、間違いとして咎めるべきです。
その間違いを端緒にして、恐ろしい結果の数々がひき起こされています。
私はかつてイスラエルの偉大な外相であったアバ・エバンと多くの政策で平和の
ために共闘したものでした。そのエバンが言っていました。「平和を築くために
は、敵と話あうものだ」
ガザでどれだけ多くのパレスチナ人をイスラエルが殺したとしても、この実存的
問題を軍事的手段で解決することはできません。いつ、どのような形で戦闘が終
わろうとも、ガザには150万人のパレスチナ人がいて、くわえて西岸地域には250
万人のパレスチナ人がいます。パレスチナ人は、イスラエル人からゴミのように
扱われています。何百ヶ所にものぼる通行止めがあり、身の毛がよだつほど恐ろ
しいユダヤ人不法入植者から嫌がらせを受けています。そのうち、今から遠くな
い将来、パレスチナ人人口がイスラエルのユダヤ人人口を上回るときが来るで
しょう。
イスラエル政府に対し、同政府の行動および政策は許されないということを私た
ちの政府が明言し、イスラエルに完全な武器使用禁止令を命じるときがきまし
た。平和を実現するときです。しかしそれは征服による解決ではなく、真の平和
でなければなりません。イスラエルの本当の目的は征服による解決ですが、その
達成は不可能です。彼らは単なる戦争犯罪者であるばかりではありません。愚か
者です。
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ジェラルド・バーナード・カウフマンは労働党員で英国議会議員。カウフマン卿
は、英国において2009年1月15日、下院でのガザに関する討論で上記の発言をした。
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[訳注1] イギリスの民放ニュース
[訳注2] デイル・ヤーシーン村の虐殺犠牲者は長らく254人とされてきたが、近
年の研究により、首謀者が、パレスチナ人の恐怖を煽るためにその成果を誇張し
たといことが判明している。実際の犠牲者の数は100~120名。
http://www.deiryassin.org/faq.html
演説のトランスクリプト:Monthly Review Press
http://mrzine.monthlyreview.org/kaufman170109.html
映像リンク:
http://www.youtube.com/v/qMGuYjt6CP8&hl=en&fs=1
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TUP速報
配信担当 古藤加奈
電子メール: TUP-Bulletin-owner@y...
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■TUPアンソロジー『世界は変えられる』(七つ森書館)
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━kama
再処理工場の試運転終了が今年の8月に延期と発表がありました。
【再処理工場試運転終了延期に】2009/1/30 NHK青森放送局
http://www.nhk.or.jp/aomori/lnews/03.html
【完工8月延期を発表/再処理工場】2009/1/30 東奥日報
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090130130445.asp
【青森・六ケ所再処理工場、試運転終了6カ月延期へ】2009/1/30 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0130/TKY200901300072.html?ref=rss
今回で16回目の延期だそうです。
その他に沖縄の泡瀬干潟の関連ニュースで
janjanに掲載されていたこちらの記事を発見しました。
【泡瀬埋め立てによって失われるいのちを弔う】2009/1/28 janjan
http://www.news.janjan.jp/area/0901/0901260254/1.php
2/2は「世界湿地の日」水鳥の生息地を守る湿地の保全を目的としたラムサール条約が1971年2月2日に採択されたことを記念して世界各国でイベントが開かれるそうです。いろんな記念日がありますね。
2/1は日本でも沖縄や東京でも世界湿地の日にちなんだイベントが開催されます。
詳しくはこちら

staff
フォトジャーナリスト・森住卓さんの新刊のお知らせです。
http://www.morizumi-pj.com/

『沖縄戦「集団自決」を生きる』
写真・文:森住卓
出版:高文研 1400円+税
お申込みはこちらより
http://www.koubunken.co.jp/0425/0413.html
以下森住さんのHPより
http://www.morizumi-pj.com/
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64年前太平洋戦争末期、
沖縄本島西方海上に浮かぶ、慶良間諸島で何が起こったのか。
「生きて虜囚の辱めを受けず、米国捕まれば男は八つ裂きにされ、女は強姦される」と日本軍に教育されたていた住民は、米軍上陸の直後、アメリカの手にかかるより、親が子を兄が妹や弟を父を母を殺していった。いわゆる「集団自決」だ。肉親同士が殺し合うという世界史の中でも特異でもっとも悲惨な出来事だった。
なぜ、この悲劇が起こったのか?その事を自問しながら取材を続けた。肉親同士が殺し合う「集団自決」は長い間語られることはなかった。事実、体験者の何人もが「このまま墓場に持って行こうと思っていた」と証言されている。
しかし、憲法9条を変え戦争の出来る国にしようとする勢力が『「集団自決」は軍命ではなかった』として沖縄戦の真実を塗り替えようとしているとき、心の奥にしまい込んでいた辛い体験を語り始めたのだ。
体験者へのインタビューは心の傷口をこじ開け、塩を塗り込むような苦痛を味あわせるような残酷さを、持っていた。そうしなければ歴史の真実をあぶり出すことができなかった。
撮影は悲惨な証言とは反対に出来るだけ、明るい表情を撮影したかった。あの未曾有の体験を乗り越え、生き抜いた証(あかし)として。そして、これからも幸せに元気で長生きして欲しいと思ったからだ。渡嘉敷島11人、座間味島15人の証言と表情豊かな写真とともにまとめた。多くの人にこの事実を知って頂きたいと思っています。
すでに、刷り上がった本を証言していただいた島の皆さんにお送りした。早速、「出版していただいてありがとうございます」「私の体験を本にして残していただきありがとう」などお礼の電話をいただきました。体験者が勇気を振り絞って証言していただいた事に報いることが出来たと思っています。
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森住さんは旧ソ連セミパラチンスクやイラクをはじめ、
世界の核実験場の被曝者の取材を重ねてこられたフォトジャーナリストです。
1月27日の今日は高江の住民の座り込みを違法とする防衛庁の裁判を
那覇で取材中ということでした。
●Nucler Blue 核に蝕まれる地球
http://www.morizumi-pj.com/shashinten/nuclearblue.html
●イラク・湾岸戦争の子どもたち
http://www.morizumi-pj.com/shashinten/iraq.html
●森住さんの著書
http://www.morizumi-pj.com/tyosyo/tyosyo-index.html
現代に伝えられようとする貴重な証言を真摯に受けとめたいとおもいます。staff

