荷物を取りに行って、エレベーターが来るのを2人で待っていた。
エレベーターが下降してきて、こんな朝早くに出かける人がいるんだな〜、と思ったら 野球少年とお父さんがエレベーターから出てきた。
とても凛々しくて、本当にカッコいいな〜って。
お父さんも付き添いで スポーツウェアを着て 息子さんの後を歩いて行った。
カッコいいな。
Sは 野球なんてできないもんね。
(スポーツなんて これから先、何も出来ないんだよね‥仕方がないよね。仕方がないんだ。)
心の中で 思った。
仕方がないんだ、って。
でもね、やっぱり、寂しくて。
なんかね 、昼間にスーパーに行ってね、ただただ、涙が出そうになる。
別に 深刻に悩んでるとか そんなことはないのに、昨日から、訳もなく 急に悲しみが襲ってくる。
バカだな〜私。
こんなに可愛い子がそばにいるだけで、ありがたいのにね。
今世でSは スポーツをやる人生じゃなかっただけじゃないか。
もっともっと 学ばなきゃならないことがあるんだから。
自分に言い聞かせる。
でもね、時折、もの凄く、悲しみに襲われる。
1人になると 涙が流れてしまう。
バカだなー 私。
もっと 素敵な事を学ばせてもらっているのにね。
Sが 普通の子供だったら。
そうやってね、考えちゃうんだよね。
沢山のことを SにもMにも 経験させてあげたいね。
わかってるけど、受け入れてるつもりだけど、涙が溢れてくる、秋の夜。