タッチです

GBN俺ストーリーの続きです

前回の話をみなさんに褒められて、本人やる気になってます(笑)



俺のたわいもない妄想ですが、よかったらどうぞ



あと、長いっすガーン








【ガンダムビルドダイバーズ・タッチ】



【殺陣】(たて)
舞台上のチャンバラのこと
狭義には歌舞伎の立ち回りのみを殺陣と言う


芝居やってる男はだいたい殺陣が大好きだ
古田新太とか、仮面ライダーとか、芝居やってる同士だと殺陣の話で盛り上がることは多い


タッチも例にもれず殺陣大好きだ


観客として初めて舞台を見に行ったあの日

大音量のBGM
きらびやかな舞台とスポットライト
目にも止まらぬ斬り合い。ピタッと止まってセリフを履き、再び激しく斬り結ぶ

客席まで伝わる熱気に心臓が高鳴った

「俺もやりたいッ!」

鮮烈な殺陣に魅了され
劇団の門を叩いたのだ

以来
タッチはカッコいい殺陣を求め続けている

先輩たちに殺陣の基礎を教わり
劇団員と稽古

剣の軌道、相手とのタイミング
歩幅、目線、息遣いまで
何度も繰り返し体に叩き込んだ

殺陣は基礎の組み合わせ

1対1の手
1対多数の手
速い手、長い手
様々な芝居の殺陣を、タッチは劇団員の仲間と共に稽古し、時に自分たちで作った

来る日も来る日も重ねた稽古
稽古、稽古、本番、また稽古
体に蓄積していく殺陣のバリエーション

タッチはいつしか
相手の手に合せ、次の手が反射的に出るようになっていた





「ん・・・?」



グググ





一体どれだけ剣を降ってきたのだろうーーー

真夜中の稽古場
雪の降る冬の日も
汗の飛び散る夏の日も


あの日憧れた先輩たちのように
カッコいい舞台に立つために!




ゴゴゴ




「まだだ!敵は動いているッ!タッチ!!」




(後ろ・・・六尺強ッ・・・)




確かにタッチはGBNは素人だ





それでも












仲間と培った
殺陣《闘い方》だけは、
魂に刻まれている!!



「逆袈裟斬り・牛若ッッ!」
ズシャァーッ!!!



「!!!!」



素早く回転し加速した最速の斬り下ろし

振りかぶったギラドーガの右肩口から左脇腹に、一筋の刃が走る

ドンピシャのカウンター





カミキ・セカイがなぜ初陣でビルドバーニングを操ることができたか

その答えが
【次元覇王流拳法の使い手だから】とするなら


【タッチが劇団員だから】
これこそが彼がGBNに適応している理由だ




「ーーーあと、7体・・・!」



【ガンダムビルドダイバーズ・タッチ】
第2話
劇団員の戦闘力




アッシュとレザールは「ゴクリ」と唾をのむ
初心者の域を超えているーーーなんてものじゃない。Aランクダイバーでもこんな動きができるだろうか



そして


エクシアはゆっくりと二人の元にもどる


「エヘヘー照れ見た?イケてた?」

無機質なハロからバカの声が漏れている


「・・・・・」
(なんだこの男は・・・凄いのかバカなのか、わからん)




「俺が使える奴だって知ってもらいたかった。3人での連携をとるために」

「!」

そう
タッチは一人でクエストをクリアしたいわけじゃない
仲間と共に勝利し、GBNを楽しみたいのだ


「タッチさん・・・」

レザールはタッチの口から連携という言葉が出たのが少し嬉しかった

「あなたが強いのはわかりました。だけど一つだけ教えて下さい。GBN初心者のあなたが、どうしてあんな戦い方ができるのかを」

「殺陣だよ。劇団でやってるんだ」

「・・・ゲキダンイン?」

「ほら、時代劇とかで見たことあるだろ?」

「ああ!殺陣!そうなんですか!じゃあ今のはお芝居の動きを?」
レザールは読み取れたらしい
タッチは嬉しそうに頷く


「役者ぁ??そんなのGBNで使えるのか?」

「うん。なんか出来た照れ」

殺陣とGBNの関係は疑問は残るが
“タッチは役に立つ”
それだけは証明できたようだ

そして、残りの7機とどう戦うか
三人は改めて今後の方針を軽く話し合った

・常に3人で同じ敵を狙い、確実に1機ずつ仕留める
・アタッカー1人、サポート2人。アタッカー役は交代していき、その状況で最適なダイバーが務める。常に呼びかけあって役を交代していく
・サポートはザクマシンガンなどで常に敵の意識をひきつけ、アタッカーが戦いやすい状況を作る


「ザクマシンガンは威力が低いけど、僕のイフリートならショットガン、アッシュのギャンはゲルググ用ビームライフルが使える。威力も高いから使っていっていいよね?」

「もちろん構わない照れでもサポート時は必ずマシンガンだ」

タッチは他のオンラインゲームでの経験や、GBNの動画を見ていての持論がある

「サポートはダメージより命中優先。常に弾をバラ撒くことに意味がある。二人同時に命中している状態を作れば敵がアタッカーに集中できなくなる。一枚だと脅威にならず無視されると思う。だからサポートは常に2枚。GBNのNPCにどこまで通用するかはわからないけどね照れもちろん、アタッカーとしてライフルやショットガンを使うのはアリ」

エクシア太刀はサポート時、ビームガンを使う。連射性に優れ、ザクマシンガンと同様の運用が可能だ



「じゃ、行きますかニヤリ」

「が、頑張るよ!」

「上手くやれるさ。俺たち3人なら!」

こうして
【金のトロイメライ】3人の連携が始まる


制限時間は6分を切った



「行こう!」

♪BGM
スピラ・スピカ「リライズ」
(『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』1st OP)


ゴゴゴーーー!


「さあ、まずは俺からだ!タッチ!レザール!援護任せた!」

「「了解!」」

援護射撃開始
まずは一機ーーー

「援護のおかげでこっちも冷静に動ける」
「そこだ!」

ザシュッ!!


仲間と息を合わせて、動きを繋ぐ




「僕だって・・・」
「これで!」

ズカァァァッ!!



サポート2枚が効いてるらしい
アタッカーは無理せず確実に仕掛ける事ができる


「これだよ照れおれはGBNで」
「こんな戦いをしたかったんだ!」

ジュコーンッ!
ジュバッッ!

「ビームサーベル!?2機同時に!やっぱり凄いです、タッチさん!・・・あ!」





ピピピピピ



「タッチさん!回避!いや駄目だ!間に合わない!」


ズガッッッ!




「!!!」




「フン・・・」



「アッシュ!」

「おお、助かった!やるなアッシュ」

「なに。フォースとしての仕事をしただけだ」

「おお。痺れるねニヤリ」


そして残す敵も3人で力を合わせてーーー







mission cra






金のトロイメライ
チャレンジクエストをクリア

制限時間は残り1分21秒と、余裕をもってのクリアだった




「やったー!!」





バトルエリアから通常フィールドへと転送
三人は改めて勝利に浸る

アッシュもレザールもリベンジ達成でとても喜んでいる
タッチはそんな二人の笑顔を見ながら、とても幸せな気持ちになる


「あ、そうだ!みんなでCランク目指そうよ!必殺技だって習得できるんだよ!」

「それもいいが、俺はもっとガンプラを改造してみるぜ。フォースの力になるためにな・・・」

「ああ、これがGBNか。最高だなあ〜照れ」



ぶぶぶぶぶ


「ねえタッチさん聞いてます?必殺技!ほしいでしょ??」


ぶぶぶぶぶ


「?」


ぶぶぶぶぶ


「ねえ、なんか聞こえない?」

「何だ?」

ぶぶぶぶぶ

「ん?あ!俺か!」

どうやらリアルのタッチのポケットで携帯のアラームが鳴っていた様だ



「あ!」



「なんだよ!びっくりした!」

「スマン、もう劇場戻んなきゃ!ありがとう!超たのしかったよ。バイバイ」


タッチがフォース
【金のトロイメライ】から離脱した


「「え???」」

早口で巻くしたて、いきなりフォース離脱
タッチはログアウトしようとしている

「ちょ!まって!」
「いきなりだなタッチ!」

「戻んないといけないんだ!遅れちゃう!」

「また・・・会えるのか?」

クエストの前、アッシュはタッチを邪険に扱った
だが今は共に死線を乗り越え、特別な存在だと感じていた


「必ず会える。俺たちはGBNで繫がってる照れ」

タッチの言葉にアッシュも、レザールも、
ニッコリと微笑んだ

「元気でね!」
「芝居がんばれよ!」


「うん。ありがとう」


タッチ、ログアウト


その場から消える


「行っちゃったね」

「ああ・・・」


二人は何も言わず
少しの間そこに止まっていた





その後


東京公演を無事に終了
お客さんの反応も上々。また次回があるかもしれない



帰りの飛行機
離陸する窓から東京の街が見える

目まぐるしかった一週間

街はどんどん小さくなっていく

タッチはシートに体重を預け、
ニヤっと笑って目を閉じた








【ガンダムビルドダイバーズ・タッチ】
第2話
劇団員の戦闘力

おわり




以上、妄想でした
お付き合いありがとうございました

かなり夢中に書けました
仕事中に言い回しを思いついたり、展開思いついたりしてて(笑)今週はずっとこの話のことを楽しく考えてました

サークルの仲間が読んでくれると思えばこそです
感謝してます



その代償にガンプラ触れてないです
そろそろウズウズしてます
こいつも
こいつも
今日とどいたコイツも!

溜まったアニメと深夜ラジオも、全部やりたい!



当分書きませんっ照れ