現在、練馬区では区内に17か所の公衆浴場があり、ひとり人暮らし高齢者の支援やフレイル予防など、区民の健康増進やコミュニティ形成や災害時にも地域を支えるなどの大切な役割を担っています。
公衆浴場は、公衆浴場法に基づき「地域住民の日常生活において保健衛生上必要な施設」と位置付けられています。
そのため、スーパー銭湯やスパ施設などとは違い、
東京都では入浴料金の上限が定められており、多くの方が利用しやすい価格で営業できるようにされています。
かつては、家にお風呂がない住宅も多く、日々の生活の一部として利用されていましたが、
近年では、浴室があるご家庭がほとんどですが、
練馬区ではフロ・マエ・フィットネスや、いきいき健康券、一人暮らし高齢者の入浴事業、子育て支援の湯、季節湯事業など、地域住民の健康づくり、高齢者などの見守り・交流の場、地域コミュニティの形成などの場となっています。
また、公衆浴場は、日々の浴場としてだけでなく、災害時には生活支援として大きな役割を果たします。
地震や大規模災害が発生すると、断水や停電、ガスの停止などにより、自宅のお風呂が使えなくなることがあります。
これまでの震災では、公衆浴場は被災者へ入浴の機会を提供し、身体を清潔に保つだけでなく、心身の疲れやストレスを和らげる大切な場所となり、衛生管理だけでなく、心のケア、交流が生まれることによる支えいや見守りが生まれる場にもなりうります。
しかし、公衆浴場は減少傾向にあります。
地域住民の利用の確保を図るため、「公衆浴場の確保のための特別措置に関する法律」では、国や自治体が必要な措置をとることを定めています。
練馬区としても、経営の安定化を図るため、営業に必要な燃料費の一部を助成しており、さらに昨今の急激な燃料費上昇等により、影響を受けていることから、さらに支援するための助成も実施しています。
(月に5万円の助成を、月10万円に増額助成。現行の燃料費に加えて、新たに電気、水道料金も対象:令和8年4月に改定)
経営の安定のための区としての助成を実施していますが、光熱費や燃料価格の高騰が続く中、公衆浴場を維持するため、この度、利用料金が改定となります。
令和8年8月1日から東京都の統制額改定により、
現在の大人料金550円→600円
中学生以下については変更なしです。
中人(6歳以上12歳未満):200円
小人(6歳未満):100円
お得に入浴できる共通入浴割引券があります。
(都内公衆浴場約420軒で利用可)
10回入浴分で5,400円で販売しています。1回あたり540円で入浴できます。
また、区内では季節湯の日の割引も実施されていますので最新情報をご確認ください。
災害はいつ起こるかわかりません。
地域に銭湯があることは、防災力につながると考えます。
万が一の時だけでなく、普段から地域の公衆浴場を利用し、地域の大切なインフラを支えていくことも、必要であると思います。
地域にある公衆浴場めぐりをしてみてはいかがでしょうか♨
