練馬区議会第二定例会での会派の一般質問として石黒議員が6/9に登壇しました。

福祉施策についてを掲載します。

正式な議事録は区議会HPよりご確認ください。

 

 

福祉施策について

 

 

 三原台重度障害者の地域生活拠点整備

 

  質問

 

  • 国や都の福祉計画などが、成人の重度障害者の24時間医療看護体制を地域で整備するという視点を十分に見据えていない現状を、区長はどのように認識されているのか
  • 親の高齢化により在宅限界を迎えた家族が都内に受け皿がないために、遠方の施設を選ばざるを得ない現状をどのように受け止め、その制度の空白を埋めるために区が先行して整備を進める意義と、国と都に対してどのように制度改善や財源確保を求めていくお考えか

 

  福祉部長答弁

 

  • 国や都は障害者が地域で生活できるよう、グループホーム等の整備を推進しており、区もグループホームの整備に積極的に取り組んできた
  • 一方、高度な医療的ケアを必要とする方が、グループホームにおいて安心安全に暮らし続けることには課題があると認識
  • 医療的ケアにも対応した重度障害者の地域生活支援拠点では、事業者の提案により、住まいである療養介護を含めた施設を整備することとしている
  • 施設を安定して運営するためには、自立支援給付費や診療報酬の充実が必要であり、引き続き国や都に働きかける

 

 

 障害児福祉における所得制限の撤廃

 

  質問

 

  • 障害児福祉における所得制限の撤廃あるいは独自軽減について、さらに踏み込んだ検討が必要ではないか
  • 区長が公約として掲げる教育や子育ての無償化の理念を障害児福祉にも広げ、努力する家庭が不利益を被るという制度の矛盾を解消する方向で練馬区として明確な方針を示すべきではないか

 

  福祉部長答弁

 

  • 令和7年度から保護者の所得に関わらず、紙おむつの支給や日常生活用具の給付を受けられるようにした
  • 区は国へ障害児福祉サービスに係る所得に応じた負担について見直しを求めている
  • 保護者が負担感なく安心してサービスができるよう検討していく
 

これまでも、重度障害者や医療的ケアが必要な方やご家族の方、

そして障害児を育てる保護者の方々からお話を伺う機会がありましたが、

その中で感じたのは、制度が実際の生活実態に追いついていないのではないか、ということです。

 

ご両親が高齢となり、在宅での生活の継続が難しくなっても、

地域に十分な受け皿がなければ、住み慣れた地域を離れるしかなくなる現実があります。

 

地域の受け皿がないために、遠く離れた見知らぬ土地へ子供を送り出す…

ご高齢となったご両親は、頻繁に会いに行くこともできず、もう会うことができないのかと、最後の別れのようにると聞きました。

離れて暮らすことの決意が、もう二度と会うことが出来なくなることの決意となってしまっています。

 

また、障害児福祉においては、障害の有無によって生じる支援ニーズは変わらないにもかかわらず、所得によって負担が大きく異なることに疑問や不公平感を抱く声も多く聞いてきました。

 

区がこうした課題を認識しているものの、利用者やご家族が本当に安心して暮らせる環境を実現するためには、まだ課題があるとも感じています。

住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる環境づくりに向けて、引き続き取り組んでまいります。