こんにちは。レイチですドキンちゃん
好き勝手につづるレイチのブログへようこそリーフ

ふぅー
ちょっと脱線しましたが、回想ブログつづきます。




一緒に歩いてきた女子大学生は、わたしの家よりもさらに少し先だったので
はたしてこのまま無事に彼女は自宅アパートへたどり着けるだろうか、と心配に
なったけれども、ここからどこを曲がればいいのか教えて、とにかくわたしはいち早く
トイレに入らねば。

自宅に着くと、うちのひととおばあちゃんが車庫の車の中に避難していた。
わたしは絶え間なくつづく余震の恐怖におびえながら、自宅のトイレにかけこんだ。
ついでに部屋をのぞくと、本棚の上に置いてあったものが部屋中に散乱していた。

その夜
わたし達は、自宅にあったカップ麺とカセットコンロを持って
近所の中学校に車ごと避難した。

避難したが...もう、体育館が避難してきた人たちで満杯だったのだ。
わたし達は体育館の中にも入れず、そのまま校庭の隅に車をとめて、外でカセットコンロに
火をつけ、カップラーメンをその晩食べた。

余震は、学校の校庭にいても車を揺らした。
地面がこれほどまでに揺れるなんて。校庭に裂け目ができて、車ごと落ちてしまうのでは
ないかという恐怖さえあった。
唯一ある情報源は、車の中のTVで
そして、そのとき、はじめて事の重大さに、やっと気づいたのだ。

沿岸部に津波が押し寄せたということを知った。
ヘリから撮影したと思われる映像。
そして、暗くてハッキリとは確認できないが
波打ち際にたくさんの何かが打ち上げられてるというのだ。
わたし達は、目の前にみてるもの、聞いてるものが信じられなかった。
耳を疑った。
たくさんの、何かが、打ち上げられてる?
何かが、打ち上げられてるって?



その晩、私たちは、狭い車の中で夜があけるのを待った。